「出世のためには捏造も辞せず」・・・大川原化工機事件国賠訴訟で警部補が証言 | santos008jpのブログ

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 昨年2月に私は日記で

 

 

 

 

 

 こう発言したが、その国家賠償訴訟で警視庁の「捏造」が、捜査官自身から語られた。

 

・・・以下一部引用

 

警視庁の現職警部補、事件を「捏造」と証言 起訴取り消しの公安事件

 

・・・この日の証人尋問で、原告側の代理人弁護士は公安部の警部補に対し、「経産省が解釈を決めていない。公安部がそれに乗じて(事件を)でっち上げたと言われても仕方ないのでは」と質問した。

 警部補は「まあ、捏造ですね」と認めた。

 機器の殺菌状況などを調べた際、同社側が公安部の見立てと異なる主張をしたことから、別の捜査員が追加実験を提案したが、実施されなかったとも証言。逮捕・勾留についても、家宅捜索で客観証拠を入手しており、「必要なかった」と述べた。

 また、社長らの逮捕後に、警視庁の窓口に捜査を問題視する内部通報があったと明かし、「通報を真摯(しんし)に受け止めていれば、ここまでにはならなかった」と語った。

 続いて裁判官から「公安部が立件に積極的な雰囲気を感じたか」と聞かれると、警部補は「はい」と応じた。立件すべきかちゅうちょしたとした上で、「輸出自体は問題なく、捜査員の個人的な欲でそうなった」と話した。

 裁判長が「捜査員の欲とは何か」と尋ねると、「立件しなければならない。客観的事実がないのに、これだけの捜査をした。捜査員が(事件について)こうなりたいと思った。それ以外に考えられない」と説明した。

 欲を抱く理由について「定年も視野に入ると自分がどこまで上がれるかを考えるようになる」と証言。上司の捜査幹部を念頭に置いた発言とみられ、「業績につながるということか」と問われると「はい」と答えた。

 

・・・以上一部引用

 

 

 

 

この事件では長期の勾留中、「容疑者」の1人に癌が見つかり勾留中に悪化し亡くなっている。し烈な出世競争の為に尊い命が奪われたと言っても言いすぎでは無い。この国の権力者に人権意識は無いのか?