失われた作品も甦る・・・「大塚国際美術館②」 | santos008jpのブログ

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 先ず、エル・グレコの「大祭壇衝立画」である。19世紀のナポレオン戦争で破壊され、大部分はスペイン・プラド美術館に集められたが、一部はルーマニアに保管してあるものが祭壇として復元された。

 更に、二つの「最後の晩餐」・・・私も、修復前の少し煤けた作品を見たが、ここでは同じ部屋に修復前後の作品が向かい合わせに展示されている。

 また、ゴッホの七枚の「ひまわり」だが、七枚もの作品が一堂に会していることも驚きだが、その中には火災で焼けてしまった幻の作品も有る。

 こらは「大塚国際美術館」の真骨頂と言える。

 

エル・グレコの「大祭壇衝立画」

(左下の羊飼い礼拝がルーマニアにある作品)

修復前

修復後

フィラデルフィア美術館

アムステルダム・ゴッホ美術館

個人蔵

個人蔵(兵庫県にて戦災に遭い消失)

ミュンヘンのアルテ・ピナコテーク美術館

ロンドンのテート・ギャラリー

西新宿のSOMPO美術館

勿論、他にも大好きな作品が・・・