ここはもはやインドではない・・
と感じているのは旅行者だけでなく、当の住民たちはもちろんのこと。
住所を聞くと、ここはインドではなく、ゴルカランドだと平然と答える。
ダージリンを含むこのあたりの地域はネパール系の住民がほとんど。
西ベンガル州からの独立を目指す運動が非常に活発な様子。
街中の店には、全国チェーンでない限り「ゴルカランド」が掲げられている。
これだけ大半の店が独立を支持しているのであれば
そうさせてあげればいいのに・・・
と勝手ながら思ってしまうけれど
ダージリン紅茶を初め、世界遺産もある資源豊富なこの地域を
インドは手放したくないのだろうか。
しかし、一旅行者にまで我々はGORKHALANDの人間だ
と力説してくるあたり、住民の心はとっくにインドから離れている
こんな状態がいつまで続くのか・・・
どう関係するのか分からないけれど、チベットの独立に関しても
好意的な様子で、街にはこんなポスターが!
チベットでか!!
ダライラマ氏が訪れた場所には写真とサインが掲げられ
ありがたいお言葉の書を掲示するレストランも多数。
思わず私も1冊買ってみた。
THE ESSENSE OF HAPPINESSというもの。
さて、ありがたい世界に浸ってみようかな・・