今日から10月になりました。
早いものです。インドにいると季節感がなくて残念です。
栗とか食べたいな。。
さて、旅行記の続き。アルジュナの苦行。
名前だけ聞くとなんじゃそら!とびびりますが、その正体は・・・
世界最大のレリーフ。
ぞうさんがかわゆすで、あまり苦行は感じません。
別名ガンガーの下降とも呼ばれ、ガンガーがこの世に降りてきた時の物語を
モチーフにしているそうです。
アルジュナの苦行とガンガーの下降で解釈が違うようですが
有名な叙事詩「マハーバーラタ」の一場面。
昔、世界史でこの名前、勉強したなぁ。
これと関係あるのか分かりませんが、ガンガーの下降の物語って笑えます。
機会があったら調べてみてください。
昔ある王様が2人のお妃に男の子ができず、山にこもって苦行を行った。
それに満足したシヴァ神が2人の妃に子供を授けた。
一人からは美男子が、もうひとりからはひょうたんが生まれてきた。
ひょうたんって・・!!!
王様がひょうたんを捨てようとするとシヴァ神からお告げがあり
いうとおりにひょうたんの種を取り出して温めると、しばらくして
6万人の息子が生まれてきた。
6万人て・・・!!
物語は続く。。。
最終的には空から降ってきたガンガーをシヴァ神が頭で受け止めて
地上にいられるようになった=ガンジス河。
ちょっと読んだだけで笑えます。。。
何度も言いますけど
本当にインドの神様はケタ外れです。
ここはクリシュナのバターボールと同じ敷地内(!?)にあります。
ちなみに道沿いなので、丘に登ってしまうと見れません。
丘に登って探してずいぶん彷徨ってしまいました。
その後、レンタサイクルで通りかかって、ああ、ここだったのかって。
おみやげ物屋がたかってきたり、近くで子供が自転車を盗もうとしているし
おちおち見ていられませんでしたが・・・
この丘一体は遺跡だらけ。
まるで「遺跡の宝石箱や~!」(彦麿呂さん風)
むか~しバイトで一回お会いしましたね、そういや。