歌う時に一番大切なのは呼吸と姿勢。
これは特にクラッシックの発声の本を読むと良く書いてあります。
私たちが歌う歌ははクラッシックの発声方とは違いますが、
身体を楽器として使うのですからやはり姿勢は大切です。
姿勢が悪ければ、第一に歌っている姿が綺麗でないし、年齢と共にどんどん体型も崩れてきます。
歌詞を覚えたり歌の練習ばかりでなく、まっすぐ余計な力を抜いて立てる事。
重心は前に、軽やかでありながらぶれない。
首も背筋をまっすぐ伸ばして頭が前にでないで背骨にちゃんと乗っている。
自分の骨まで意識する。
反り返ったり猫背にもならない。
私は背が低くもともとあまり姿勢が良くないので気を抜くと猫背になる。
姿勢が良くないと更にチビに見えます。
いろいろな事で頭がいっぱいだと姿勢の事を忘れがちになってしまいますが、
美しい姿勢はその人の品にも繋がるという話を先日読んでからは特に気をつけています。
その本にこんな事も書いていてなるほどと思ったのですが、
姿勢とは姿に勢いと書きます。
姿を正すことで姿に勢い感じられるようになる。
姿に勢いがあると人がその魅力に人が引き寄せられるのだそうです。
素晴らしいシンガーは歌っている時以外もみなさん姿勢がよく堂々たるのものです。
肩の力を抜いて胸を広げバストトップを落とさないようにたくさん息を取り込んで歌いましょう。
頭のてっぺんから操り人形が吊られているようなイメージです。
姿勢を正すことは歌う時だけでなく毎日の生活の中でできる小さな事ですが、それが歌にもステージにも生きてくる事と思います。