昨日のビッグバンドコンサートでのゲスト出演での事。
一曲目はサマータイムを
続けてオールモーストライクビーイングラブを歌いました。
この2曲、全く雰囲気違う曲ですね。
私はサマータイムではどこか気だるく、
ブルースっぽいフィーリング歌います。
そしてもう一曲のオールモーストライクビーイングラブはこの日のためにレパートリーに加えたのですが、
世界中が私を祝福してくれるようなワクワクした気分。
声の響きも明るくしたい。
この明るい響き、
気持ちだけでも音色は変わりますが、
更にワンポイント。
曲によって場面によってヴォーカルは音色を変えられますが
それは楽器として大きな強みではないでしょうか。
この明るい響きには、
感情的な部分も必要ですが、表情筋が大きく役にたちます。
試しに普通に声を出してみた後で、
今度は頬っぺを上に上げて歌ってみてください。
上がらない方は小鼻の横辺りを指で持ち上げて歌ってみてください。
響きの違いが感じられたでしょうか。
ヴォイストレーナーの先生によっては口角を上げるという言い方をする方もいらっしゃいます。
私も最初の頃はそうしてました。
確かに口角を上げると普通の状態より声はクリアに前に響きます。
それでも良いと思いますが、
口角だけを上げようとすると顎の辺りに余計な力入って舌と喉にも影響したり
口にも力が入り横に開きすぎ声が硬い響きになる事もあります。
ボーカルは顔も楽器一部なんですね~。
鏡を見て試しながら自分の声を聞いてみてくださいね。