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【産業カウンセラー試験対策】演習問題一問一答
まずは選択問題からです。
<問題20>
職場におけるメンタルヘルス教育についての下記の記述のうち、間違っ ているものを選びなさい。
1. メンタルヘルス教育の主な目的は、労働者が働きやすい職場を形成すると共に、 個々の労働者が心の健康について理解を深め、自らその保持増進に努めるよう動機づけることにある。
2. 個々の労働者に対する教育では、各種の心理テストを使いその結果を個別にフィードバックするなど、自らのストレス状態に対する気づきを高め、それにうまく対処する術を習得させることを主眼に行うとよい。
3. 管理監督者は、メンタルヘルスの保持増進活動を進めるうえでのキーパーソンであり、管理監督者への働きかけは極めて重要で優先度が高い。
4. 教育効果を高め定着させるためには、職場のストレス要因を改善するなど直接部下のストレス状態に大きな影響力を持つ管理監督者に的を絞り教育を行うとよい。
5. メンタルヘルスは、精神障害者対策と混同されているむきがあり、偏見・差別を生じさせないためにも教育・啓蒙活動は重要である。
※解答は下にあります。
<解答> 4
<解説>
管理監督者の教育は必要であるが、教育をいくら行っても経営者や幹部がその重要性を理解し経営方針の中に位置づけないと、その場限りの職場の管理監督行動の中に定着しない。
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