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【産業カウンセラー試験対策】演習問題一問一答
まずは選択問題からです。
<問題12>
次の文章について、正しいものの組み合わせを選びなさい。
A. 管理監督者は、第一に「ラインによるケア」を行うことを重視し、その次に「セルフケア」を心がけることが大切である。
B. 管理監督者は、自分の問題は自ら対処できるよう努力し、できるだけ他者に相談しないよう心がけることが大切である。
C. 「認知の歪み」の 10 パターンに照らして、自分の「自動思考」が陥りやすい傾向を知ることは、自分の考え方や感じ方の癖を知り、より柔軟な考え方をしていくための認知的アプローチである。
D. 厚生労働省が定めている「労働基準法 36 条第一項の協定で定める労働時間の延長の限度等に関する基準」では、1 ヶ月の労働時間の延長は 40 時間を限度としている。
E. 時間外・休日労働時間がおおむね月 100 時間を超えるか、2-6 ヶ月にわたって1 ヶ月あたりおおむね 80 時間を超える場合は、業務と脳・心臓疾患の発症との関連性が強いとの医学的知見が得られている。
1.AとB
2.BとC
3.CとD
4.CとE
5.DとE
※解答は下にあります。
<解答> 4
<解説>
正しくない選択肢について説明
A. 管理職のストレスをもつ人の割合は、全体が 58%に対して62%と高い。管理
職はまず自分自身のセルフケアに心がけることが重要である。
B. 管理監督者であっても他人に相談することは大切である。必要に応じて上司や同僚、家族に相談したり、産業保健スタッフや外部の資源を活用することが必
要である。
D. 一ヶ月の労働時間の延長は、45 時間が限度とされている。
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