中山です。

 

カウンセリング理論、キャリア理論には様々なものがありますが、新しい理論ほど、スピリチュアルな要素が入ってきているのが特徴です。

 

スピリチュアルというと「怪しい」と思いがちですが(私も昔はそうでした)、現在では私たちにとって「精神性」ということが大切になってきており、カウンセリングの中でも取り上げられるものです。

 

そのスピリチュアルな要素を取り入れた理論の一つがビジョン心理学です。

 

ビジョン心理学について、今日は説明していきます。

 

【ビジョン心理学の概要】

ビジョン心理学は、心理学とスピリチュアリティの統合に基づいた実践的・療法的な心理学です。
人間の意識は「顕在意識」「潜在意識」「無意識」「ハイヤーマインド(高次の意識)」の4層から成り立っていて、この意識の成長過程を「依存」「自立」相互依存」「霊的依存」の4つの段階に大別して三角形モデルにしています。

この三角形のモデルによって、それまで不鮮明だった私たちの意識の働き方、慢性的な問題を抜ける道、そしてこれらのワナが隠しているギフトやマインドの領域を視覚的に説明可能としました。

4層の意識にアプローチすることで、心理的な傷やトラウマの回復に非常に即効的・効果的であり、問題の根源を癒す事ができるとしています。

ビジョン心理学では個人のビジョンや生きる目的・才能を発見する事が癒しをもたらす重要な要素であると考えており、自ら悪循環のパターンに気づき、困難を乗り越え、新しい生き方や幸せになる方法を探し出し、創造的なリーダーとなることにフォーカスしています。

 【 ビジョン心理学の3つの柱】
1リレーションシップ(人間関係)
ビジョン心理学におけるリレーションシップは、人間関係、男女関係のことで、とりわけ親しい関係を指しています。自分の周囲の人はすべて自分自身の意識の反映です。自己概念、観念、感情などさまざまなものを映し出します。自分自身の内面を癒すことで、人間関係における問題が改善されてくと考えます。

2リーダーシップ
リーダーシップは、他の人たちが助けを求めている声に敏感に反応していくことです。相手が不快な行動に出ているときほど、あなたの助けを求めています。相手につながることで、ともに癒されていき、成熟した対応能力が身につくと考えます。

3スピリチュアリティ
スピリチュアリティは、魂・霊性のことで、私たち人間を超えた「大いなる存在」との関係を表します。ビジョン心理学では、私たち人間が一体感という意識へ戻っていくスピリットであると気づくための進化の道にいると考えています。自力から他力へ、大いなる存在とパートナーシップを取り、目に見えるものへの執着を手放しながら、こころの豊かさや幸せを見出していきます。

ビジョン心理学の3本柱のリレーションシップとしての講座として、7月7日にパートナーシップセミナーを開催します。

 

夫婦関係に悩んでいる人が受けるものという限定的な考えではなく、ビジョン心理学を知る、そして、パートナーシップを知るという意味で受講する価値があります。

 

特に、40代、50代と子どもが大きくなり、独立していく過程で、パートナーシップを考える時間を作ることは、自己理解を深めることであり、ライフキャリアプランを考えることでもあります。

 

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