産業カウンセラー資格取得サポーターの中山です。

1998年度に3万人を超えた自殺者数。

国も自殺防止対策をうってはいますが、13年連続3万人越えの状況です。

本日5月29日付けの日経新聞にて、厚生労働省が職場検診にうつ病検査を取り入れることを労働安全衛生法に取り組む方向であることが掲載されていました。

職場での仕事のプレッシャー、配置転換、転職、リストラなどの環境変化がきっかけで鬱になり、自殺する人が少なくありませんん。

そのため、企業だけでなく、失業者向けにハロワークでも実施できるよう相談員にメンタルヘルス教育を実施することを決めたようです。

安全衛生法の改正が早くに行われることを祈ります。

一方、アメリカでのうつ病への研究はどんどん進んでいます。

ある医療機関では、うつ病感情の自殺者ゼロにする取り組みが成功したというニュースが入ってきています。

私たち産業カウンセラーもメンタルヘルスの知識をしっかりともち、教育研修が出来ることが必須な能力となるでしょう。