「陰·陽」
という考え方の他に
「気·血·水」のバランスで体質をみていきます。
気とは、
元気、根気、やる気、気分などなど、
よく聞くけどなんとも曖昧な言葉に使われてる
【気】がしませんか?
それもそのはず。
気とは、体を流れるエネルギーといわれており
誰も実際には見たことはありません。
体に約2000あるツボ。
やみくもに点在しているわけではなく、
ツボをつなぐ各連絡ルート【経絡】上にあるツボ達はグループとされています。
例えば、胃につながっている
経絡は胃経といわれ、足からお腹を通り、顔に出て口の横からこめかみにたどり着きます。
冷たいかき氷を食べるとこめかみが痛くなったり、胃腸が疲れていると口の横が荒れたりしますよね。
同じように、心臓や腎臓につながる経絡など全部で20本のルートがあります。
このルートを絶え間なく流れているのが気だといわれています。
(その、気が体表面に出てくるところがツボですね)
現代医学的にいうと、
気とは自律神経と、内分泌ホルモンの働きにあてはまります。
この【気】には2種類あります。
1、先天の気
これは腎臓の気で、親からもらった持って生まれたエネルギーの強さを表しています。
「不摂生しててももともと身体が強いのよね」
という人は先天の気が強いんですね。
でも先天の気は加齢とともに減ってく一方なので要注意ですよ!
2、後天の気
こちらは胃腸の気で、食べ物を消化吸収して得られる、自分で管理できるエネルギーですね。
これに呼吸によって得られる肺のエネルギーが加わって体中のエネルギーを作っているわけです。