博多駅東整骨院の鶴田です
今回は脱共役タンパク質についてです
運動をしなくても熱を発生させるタンパク質?
15年前に褐色脂肪組織や筋肉が熱を出すための仕組みに関わっているタンパク質が発見されました
→ それが脱共役たんぱく質(UCP)です
褐色脂肪の中にあるUCPは、最初に見つかったのでUCP1<ワン>と呼ばれます
UCPの遺伝子には多型(遺伝子を構成しているDNAの個体差)があり、ヒトの場合、UCP1を問題なく作れる人と、作れない人とがいることもわかりました
しかも、作れない人が日本人では約20%もいるのです。UCP1が作れないとどうなるかというと、熱を作る能力が低くなる。つまり、低体温や冷え性といった症状になりやすいわけです。
UCP1は体質に関わるタンパク質であるともいえ、UCP1が作れない人は、いわゆる「太りやすい体質」ということになります。
現在は、肥満外来でUCP1を作れる遺伝子を持っているかどうかを調べてもらえるようです。もし、うまく作れない遺伝子のタイプだとわかった場合は、食生活を見直したり、運動の習慣をつけたりする必要があるかもしれません。
博多駅東整骨院はお子様連れで来院可能です。産後ケアや育児にお疲れの方。お子様とご一緒に是非ご来院ください。