こんにちは
先週末から9月と一年があっという間に過ぎていきますね
今回は足の痺れ(腓骨神経麻痺)についてご紹介します。
腓骨神経麻痺
腓骨神経は、よく外部からの圧迫で麻痺が生じます。
下腿の外側から足背(足の甲)、足趾背側にかけて知覚が障害され痺れたり感覚が鈍くなります。また足関節と足趾の背屈が出来なくなり、下垂足(drop foot)となります。
下垂足になると下垂した足を引きずってしまい通常の歩行が出来なくなるので、上図のように太ももを高く上げる『鶏歩』での歩行となります。
【原因】
腓骨神経麻痺になる原因で最も多いのは腓骨頭部での外部からの圧迫です。ギプス固定をしているときや腓骨頭骨折やガングリオンなどにより腓骨頭部が後ろから圧迫されると起こります。
先日通院された患者さんは、ソファで横になって寝ていたことにより腓骨神経が圧迫され、麻痺が生じました。
【検査法】
知覚障害部の確認
チネルサイン
筋力検査(前脛骨筋、長・短趾伸筋、長・短拇趾伸筋、長・短腓骨筋)
浅腓骨神経と深腓骨神経のどちらを障害しているかを確認します。
また腰部椎間板ヘルニアや坐骨神経障害との鑑別もします。
【治療】
圧迫の回避・除去、局所の安静、薬剤内服などの保存療法、また不完全麻痺であれば前脛骨筋へのアプローチ、運動療法。
腓骨神経麻痺を起こしている原因によっては観血療法となるものもありますが、もし急な足の痺れが生じたら一度サンテグループにご相談ください
以上、天神整骨院 伊藤でした。
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