サンテ整骨院の木下です。
最近のサンテブログは治療についてあまり書かれていないので、
ここは院長職の私が！と頑張って書いてみようと思います。
テーマは『五十肩』
まず最初に書きますが、
『五十肩と四十肩は全く同じ傷病です！』
よく40肩と50肩は違うの？と聞かれますが、実は全く同じ傷病です。
昔は50代に多く発症していたので50肩と呼ばれましたが、
最近では40代の発症が増えた為、40肩とも言われるようになりました。
50肩の原因は多種ありますが、一番多いのは滑液胞の炎症です。
肩関節には細胞液が入った滑液胞と呼ばれる袋が4,5個ありまして、これが経年劣化により炎症を起こします。
炎症を起こすと、肩関節が動くたびに滑液胞の炎症部分が擦れて痛みが強く出ます。
関節が焼き付いたとイメージしてくださってもいいと思います。
治療方法としては、炎症を鎮めるために周辺の血行を良くしてあげることになります。
具体的な手技としては、
①施術者による運動強制
②肩周辺のマッサージ
③背骨の矯正
④肩甲骨の施術者による運動
⑤干渉波などによる電療
…etc.
などになります。
サンテ整骨院グループでは、電療のあとにマッサージ・AKA・関節モビリゼーションを行う場合が多いです。
50肩の患者さんが一番知りたがっている治癒までの時間ですが、大雑把に言うと、3ヶ月～1年というところです。
ぎっくり腰は1～5回くらいの通院で大概治癒しますが、50肩はそうはいきません。
両者は痛くなるシチュエーションは似てますが、50肩は治癒までに時間がかかります。
実は50肩は放っておいても1年半くらいで大抵治癒します(腕の挙がる範囲は狭くなりますが)。
しかしちゃんと治療に通うと、治癒までの期間は短くなりますし、途中も生活しやすいです。肩もちゃんと挙がるようになります。
なかなか治らなくても、諦めずに通院してください。
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サンテ整骨院 木下
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