国試受験生の皆さん。
こんにちは。
サンテ柔道整復師国家試験対策予備校 室長の前田です。
寒波が続いておりますが、体調に気をつけて頑張りましょう!
さて、
今回は「高次脳機能障害」を学習しましょう。
~「高次脳機能障害 Gerstmann症候群」~
脳血管障害などの中枢性疾患には、運動障害、感覚障害、言語障害、高次脳機能障害などが伴うことが多く、様々な訓練を進めるにあたり、障害をきちんと理解することが大切です。
「高次脳機能障害」は大脳皮質の障害です。
前頭葉、頭頂葉、側頭葉、頭後葉、左右の半球でそれぞれの部位に特徴的な症状が出現します。
障害の局在性は絶対的なものではありませんが、きちんと理解しておきましょう。
教科書を読んでいく中で、「優位半球」という単語がでてきますが、
優位半球とは、右脳と左脳のうち、言語や計算などを司る半球のことです。
一般に、右利きの人の脳は左側(左脳)が優位半球になります。
優位半球でないほうは、劣位半球と言います。
国家試験の勉強では、優位半球=左側(左脳)と安易に考えず、
右利きの人→左側(左脳)が優位半球
左利きの人→右側(右脳)が優位半球
と考えましょう。
そして、国家試験でよく出題されるのが
「Gerstmann症候群」という単語です。
「Gerstmann症候群」
ゲルストマン症候群は、①大脳の特定の場所に病変が存在することによって引き起こす②一連の症候群を言います。
ちなみに、ゲルストマン症候群のゲルストマンとは?
オーストリア出身のアメリカの神経学者ヨーゼフ・ゲルストマンにちなんで命名されています。
大脳の特定の場所とはどこでしょうか?
ズバリ!
優位半球角回にあります。
右利きの人の場合だと、左半球頭頂葉の外側面にある脳の皮質が隆起した部位になります。
一連の症候群とはどのようなものでしょうか?
ズバリ!
↓①~④までの症状を伴う症候群となります。
①手指失認 :自分および他人の手指の名称を答えたり、指示された指を示すことができない。
②左右失認 :自分および他人の身体の左右を正しく識別することができない。
③失書:自分で書字、書き取りができない。
④失算: 暗算も筆算もできない。
ということで、
右利きの人が、左半球頭頂葉の外側面にある脳の皮質が隆起した部位に障害を受けると、手指失認 、左右失認、失書、失計算の症候群がみられ、これをゲルストマン症候群と言います。
国家試験まで残りわずかです。
専門用語が沢山で、勉強が辛くなくかもしれませんが、
一つひとつ丁寧に学習しましょう。
目標である満点合格は目の前です。
ピヨー。
さて、最後までブログを読んで頂いた学生様へ
~耳より情報~
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