国試受験生の皆さん。
こんにちは。
サンテ柔道整復師国家試験対策予備校 室長の前田です。
柔道整復師国家試験まで 残り37日!!
国家試験まで残りわずかとなりました。
学生の皆さんは毎日の勉強を頑張っていらっしゃるかと思います。
福岡はインフルエンザが流行しているようですが!
体調管理しつつ、国家試験に備えていきましょう!!
国家試験も間近となっておりますので、
具体的な内容をお伝えしたいと思います。
今回は「迷走神経」を学習しましょう。
~「迷走神経は、文字通り!迷走しているので、左右で違う!!」~
学生の皆さん、きちんと理解されているかと思いますが…。
迷走神経は脳神経の一つです。
Ⅰ~XIIある脳神経のⅩ番目の脳神経です。
第10脳神経は感覚性と運動性であることを忘れてはいけません。
ちなみに、迷走神経の感覚線維の伝える情報は、内臓性の感覚情報です。この情報の多くは、大脳皮質まで到達することはほどんどないため、自覚することはありません。
ところで、
迷走神経の「迷走」という単語の意味はご存知でしょうか?
迷走とは、「定まった道筋・進路を通らず、不規則に走ること。」という意味があります。
この迷走という言葉の意味からも理解して頂けるように、迷走神経は、体内で数多く枝分かれし、複雑な走行をし、腹腔まで広く分布しているのです。
そんな、多くの枝を伸ばす迷走神経ですが、迷走神経から分岐する唯一の神経があります。
それが、反回神経です。
反回の反という単語の意味ですが、うらがえる。ひっくりかえる。という意味があります。
反回の回という単語の意味ですが、向きを変えて、もとにもどる。という意味があります。
ということですので、
反回(うらがえる。ひっくりかえる。向きを変えて、もとにもどる。)神経ということなのです。
そんな、反回神経(うらがえる。ひっくりかえる。向きを変えて、もとにもどる。)ですが、迷走神経(定まった道筋・進路を通らず、不規則に走ること。)からの分枝です。
左右で同じであるわけがない!!
反回神経の走行は、左右で異なります。
反回神経の右側は鎖骨下動脈を、
左側は大動脈弓を回って再び上行します。
つまり!反回神経は左側の枝の方が長い。
そんな、左右の長さの違う反回神経は、
声帯の動きを調節する働きがあり、発声や呼吸に機能します。
反回神経の障害により、嗄声(させい)、息切れ、呼吸困難を引き起こす場合があります。
なぜ!!
反回神経の障害で嗄声(させい)、息切れ、呼吸困難となるのか?
それは簡単!
反回神経の
支配筋は↓だからです。
甲状被裂筋(外側)
甲状被裂筋(内側)←声帯筋
輪状被裂筋
外側輪状被裂筋
横・斜被裂筋
後輪状被裂筋
以上です。
今回は
「迷走神経は、文字通り!迷走しているので、左右で違う!!」
をお伝えしました。
国家試験まで残り37日!
本番で、「迷走神経」について出題があっても
迷走しないように!しっかり学習しておきましょう。
国家試験まで残りわずかです。
専門用語が沢山で、勉強が辛くなくかもしれませんが、
一つひとつ丁寧に学習しましょう。
目標である満点合格は目の前です。
ピヨー。
さて、最後までブログを読んで頂いた学生様へ
~耳より情報~
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