俳優の菅原文太さんが、11月28日、都内の病院で、転移性肝がんによる肝不全のため、亡くなった事が、わかりました。
ビックリですよね、最近は、お元気そうに、反原発や、平和運動まで、されて居たのに。
81歳だったそうです。
あの渋い演技が、もう見られないのかと思うと、本当に、残念です。
菅原さんと云うと、私には、とっても、苦い思い出が有ります。
2003年4月に公開された、映画「わたしのグランパ」の、ロケ現場で、この映画を宣伝するための、
インタビューをテレビ朝日「ワイド!スクランブル」時代にしたのですが、こちらは、映画の宣伝をしてあげようと、行ったのに、なんと、与えられた時間が、たったの、10分。
しかも、文太さん、機嫌が悪かったのか、何を聞いても、まともに答えてくれないのです。
例えば、こんな感じ・・・・・・
☆今回の映画は、どんな映画なんですか?・・・・・「え~と、話すと長くなるよ。」
☆簡単に説明して頂けますか?・・・・・「簡単には難しいな、見りゃわかるよ。」
☆久しぶりの、格闘シーンは、いかがですか?・・・・・「う~ん、それも見りゃ、わかるって。」
ってな感じで、まるで、私を鍛え直してくれる様な、あっという間の、10分間だったのです。
帰りの車の中では、ディレクターに、平身低頭「今日は、ごめんね。」と謝るしか有りませんでした。
こちらが、気をきかせて、女性リポーターで、行くべきだったのかも、しれません。
でも、こういう事って、けっこう多いんですよね。
こちらは、宣伝してあげるために、取材に、行ってあげるんだ!という気持ちが、多少なりとも、有るんです
が、「よく来てくれました、有り難うございます。」と言ってくれるのは、宣伝部、や、プロデューサーだけで、
出演者は、「なんで、休憩したいのに、インタビューなんか入れちゃって。」と、思って居たりする訳です
よ。文太さんも、もしかしたら、急に、言われたのかも知れないんですよね。
そういえば、「郷ひろみが、全国ツァーを、するので、是非、取材に来て下さい!」と、事務所からオファー
が有って、リハーサル会場へ行った時も、まいりましたよ。
こちらは、次の日から始まる、ツァーの宣伝をするために、取材に、行ってあげてる居るのに、郷さんが、
全然協力的じゃなくて、始まる前に、インタビューを、する約束だったのに、急に、 終わってからにしてく
れ!と言われ、「じゃ、通しげいこが終わったら、汗をかいたまま、すぐ来て下さい、その方が、臨場感が
有って、良いですから。」・・・「わかりました。」とマネージャーが約束したのに、リハーサルが終わっても、
いつまでたっても、郷さんが来ない!
イライラを通り越し、もう、さすがに私は、頭に来て、Dに、「もう、帰ろうぜ!」と言って居たら、やっと、そこ
へ、郷さんが、入っ来て、一言。「疲れてるから、早く終わらせて!」だって。
それも、シャワーを済ませ、着替えちゃってて。
むっちゃ、腹立ったわ、あの時は。
あらっ、愚痴ばっかりで、ごめんなさい、今日は。