東京都庭園美術館へ美術館を鑑賞しに | santafe-styleのブログ

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 連休の5月3日に菊池桃子さんの40周年コンサートに行ってきましたが、参戦前に目黒の東京都庭園美術館に、美術館を見学しに行ってきました。

 

 東京都庭園美術館は、旧朝香宮邸として1933年(昭和8年)に竣工されたとのことで、皇族の朝香宮家の邸宅として建てられたとのことです。その後は外務大臣や首相の公邸や迎賓館として、現在は美術館として見学することができます。また国指定の重要文化財になっており、今回は開館40周年を記念して開催された展覧会会で、旧朝香宮邸をじっくりと鑑賞するための展覧会とのことで、建物内の各所にアルファベットでAからZまでの頭文字のキーワードで、建築技法、室内意匠、素材、エピソード等を知ることができるとのこと。

 

                       *東京都庭園美術館HPより参照

 

〇5月3日は東京エリアも五月晴れ。最高気温もぐんぐん上昇し半袖でも暑いくらい。駅から10分程度で美術館へ。

 

〇連休中のためか、当日チケット売り場には多数の方が列を。事前チケット購入していたため並ぶことなく、すぐに美術館に向かって閑静な木々の中を歩いていきます。

 

〇これまで何回も訪れてますが、これだけきれいな青空の下での美術館鑑賞は初めてかもしれません。雲一つない五月晴れ。

 

〇正面玄関前にはブロンズ製の狛犬が。非常に精緻な造りです。

 

〇正面玄関ホールの床にはモザイクタイルが。天然石で制作されているとのこと。

 

〇玄関正面にはラリックの作品が。非常に大きく一点物で貴重な作品とのことですね。

 

〇次屋には、白磁の香水塔が。まさにアールデコ様式。床もモザイクも素晴らしいですね。

 

〇大客室の天井には巨大なラリックのシャンデリアが。こちらもアールデコ様式。また部屋の装飾もどこを見ても素晴らしい意匠でじっくりと見入ってしまいます。

 

〇各部屋には暖炉が設置されており、カバーも鋳鉄製でアールデコ様式の素晴らしい作品です。

 

〇大食堂の天井にも巨大なラリックのシャンデリアが。食堂にちなんでか、デザインがフルーツですね。当時、パイナップルは非常に珍しかったのではないでしょうか。

 

〇2Fの書斎には殿下が使用されたであろう、素晴らしい机が。分厚いガラス天板にデコ様式の机。素晴らしいですね。

 

〇2Fには現在の作家の方の作品が。

 

〇各部屋の暖炉にはカバーが設定されてますが、こちらの部屋のデザインはユリでしょう。一輪、ユリが生けてありましたね。

 

〇庭園側からも写真を。抜けるような五月晴れで雲一つなく、しばし建物を見入ってました。

 

〇各部屋にありましたカード。すべてを集めることはできていませんが、記載内容、かなり勉強になりました。

 

 公演前のあわただしい中ではありましたが、閑静な庭園に囲まれた美術館を堪能することができ、落ち着いた気分になることができました。