本の感想 久々のアップです

読むペースを落としていたので

だいぶ前に読んだのも はいっています

 

 

 

 

 

 

前にも少し書きましたが おもしろかったです

ハイテンポの文体がたのしい

 

テレビでもこの本紹介されたけど

そのときは  昔 寺の坊主さんに恋した話を紹介されていたけど

 

自動車教習所で 右折ができない話がおかしかったです

教官の言葉がおかしい

最後にやっと右折できたら ご褒美に

教習所のなかにたくさんいるねこを1匹どうぞ の

関西弁での 会話もおかしい

(引用はしていません)

 

お母さまが書道をながくされていて

自分の名前のつぎに よく書いた文字が 村上弘明というのも

笑いました(ファンらしい)

 

「なにくそ」と がんばってきたおばあちゃんの話にもうたれたし

 

おわりあたりの 交換日記方式のところが

もう おかしくて・・・

 

おすすめ

 

 

 

ヘルパーの魅力をかたりたいのに

おもしろエピソードに走ってしまった

っていうのが よくわかる

 

なんで この仕事してんだろ

って 魅力をつたえるの むずかしいよね

 

 

 

 

 

読みながら

いらいらしてしまいました

 

 

一緒に介護をがんばってきたお姉さんが亡くなることを

しっているだけに 読みながら うるうるきてしまいました

 

こんなにいいお姉さん 亡くなったら かなしすぎるーー

 

こんなふうに 助け合って 足並みそろえて

介護できる兄弟姉妹がいると 幸せだなあ

 

 

 

 

お題にあった短編を書くという企画のようで

こんな単語から こんな物語をつむがられるんだー

と 面白く読みました

 

 

 

 

 

コロナ禍のなか

学生たちが 天体観測という共通の趣味のもと

つらい日々を のりこえていく様子

 

ああ コロナの最初のころ こうだったな ああだったな

と もう 遠い昔のようでもあり・・・

私たちも大変だったけど

学生たちはもっとつらかったろうな というのを

かんじることができました

 

 

 

 

 

私 自分がつかいたいタイトルがあったら

かぶってないか 検索します

 

かぶっていたわー

 

で 読んでみたら 内容は 一部 設定がにているのだけど

全然違う話で ほっ

 

おもしろかったです

 

 

 

 

 

 

強烈でした

 

 

 

 

 

わりと好きでした

(でも まだ 万城目さんの本で 一番は 鹿男だなあ)

 

最初の短編でも じゅうぶん1つの作品

 

野球ネタのほうは 野球がすきだけの

つい感情移入

 

野球の才能をつぶされた時代に 気持ちをはせました

 

 

 

 

 

 

連作短編なんですが

最初の1つだけで 満足するくらい

 

大学中退で 引きこもりで 暴れる兄

それを見守る母が いい

 

兄と妹が 主な登場人物で

その印象が どんどんかわっていき

1つめの短編 満足しました

 

人が死ぬとき 最後のおもいを

イクラのような たまにして 残し

それを食べると その人の思いがわかる

という そのたまのことを 「ぎょらん」と 呼んでいて

 

そのぎょらんをめぐる 連作になっています

 

 

 

 

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