今日 母としゃべっていて 思ったこと 思い出したこと

 

 

父の愚痴をマシンガンのようにしゃべる母

 

「ぼろぼろぼろぼろ 食べ物を落とすので

汚い だらしがない って 怒ってやるのに

まだ こぼす」

とか 言うので

 

それは ゆるしてあげなさい

怒らないでやって

年をとると しかたないのよ

 

と 言っても

 

「だって 私より数か月若いのよ

それなのに きちんと食べられないなんて・・・

よそで はずかしい思いをしないよう しつけないと」

とか言います

 

よそでのことまで 考えなくてよし

 

数か月若いのくだりも 何回もききたくない

(同じ説得が面倒)

 

「お父さん自慢話が多いのよねー

タクシーにのっても まず自慢

『いい天気ですねー』からはじまって

『こんな天気のいい日は旅行に行きたくなりますね

僕は仕事で海外にもあれこれ行って』

みたいなことを 毎回言ってる

同じ運転手さんにあたったら はずかしいし

親戚がきても 自分がいかに 地域の役とか頑張っているとか

なんとか そういう話をしつこいので

私が 途中で 『お父さん いいかげん おもしろくもない

くだらない話はやめなさい

たのしい話をしなさい』と言っている」

と 言います

 

いらんことです

 

親戚だって 父の自慢話を毎日きくわけじゃないんです

たまには きいてもらって 父がすっきりするなら

それでいいじゃないですか

 

そういう説得を 母が納得してくれず

ちっとも アドバイスをきかないので

毎日喧嘩をするようです

 

 

「一番困るのは ものの 置場をかえることよ

そのまえ 民生委員さんがこられるというので

大変なお仕事をしてくださっているのに

玄関でかえらせるのも・・・ と 思って

あがって 飲み物でも飲んでいただこうと思ったのに

ストローがないの

お父さんが置き場所をかえるの

自分のひきだしにいれていて

せめたら 『わしはしらん おまえが 動かしたんだろう』

っていうのよ

そういうことが多すぎ」

 

と 言います

 

 

 

前に 母の入院中

母の書類(なんだったっけ)をさがしに実家にいって

母が言っていた書類箱を

さがしても なくって

 

父が

「お母さんは 書類の管理が悪いんだ

わしなんか ファイルをつくって 完璧に ファイリングしているんだ

みせてやろうか」

と みせてくれたファイルに

さがしている母の書類がありました・・・

 

そのときは 父は言い訳もせず 

私もせめず

さらーーーー と 流しましたが

 

 

そういうことが多いようです

 

そして その記憶がない

 

 

他にも

 

母は自分のアイスクリームを父に食べられたのに

父にその記憶がない

 

など・・・

 

 

親戚をめぐるあれこれも 記憶なく

 

 

これまで 運転免許のテストでも 認知症の気配はなく

(なので 免許返納を納得してくれずこまりました

でも 車はとりあげました

運転は一切させてません)

 

脳神経外科での検査でも1年前は 大丈夫でした

 

今後 検査を半年に1回にかえようかと 思っています

 

 

もう 早期認知障害のレベルには 確実になっていると思います

 

 

先日の白内障の手術も

母がすすめたときは

「絶対にしない」と 大喧嘩だったようですが

 

私がすすめると 2つ返事でした

 

 

母は

「正しいと思ったことは言わないと気がすまない

間違っていること なおしたほうがいいことは

指摘せずには いられない」

と 言います

 

「それで気がすむなら どうぞ

と いいたいところだけど

それで 父が素直になんかするわけないし

認知症への距離がそれで縮まったり

大変なことになると思うよ

その覚悟の上で いいたいこと いってね」

と 言いましたが

 

「大変になったら 面倒みれないけど

言いたいことを我慢できない」

そうです

 

 

義父が 認知症になったとき

義母の対応で よくない点が 目についたので

エーザイがだしている 小冊子をよんでみて

って すすめたら

 

「お父さんにいくらすすめても 読まない」

と言うので

 

「いや お父さんはもう読むのは無理

これは お母さんのために だよ」

 

「自分自身のことなんだから お父さんが読むべき

私は読まなくていいじゃろ」

とのことで

 

そして 絶対にやったらいけない

 

「お父さん この人 だれかわかる?

言ってみてや」

とか

「今日が何月何日かわかる?

言ってみてや

ここがどこかわかる?」

とか

どうしても 言っていました

 

 

一番参ったのが 2人共入院中

「お父さんに 『私は明日退院する』って

絶対言ったらいけんよ」

と 言っておいたのに

 

顔を合わせて 数分後に 義母は義父に

「私は明日退院するよ いいじゃろー」

って 言っていました

 

義父が血相かえて 「わしも退院する」という騒ぎがありました

 

義母も 徐々におかしくなっていたんでしょうけど

 

あの 「これだれかわかる?」

は 絶対に言ったらいけない言葉

 

知識がなくても 考えたらわかりそうなものなのに・・・

 

 

 

 

 

という 実親 義親のあれこれでした

 

 

 

 

 

↓ぽちっとしていただけたらうれしゅうございます


にほんブログ村

 
 
 

 

目がみえない 耳もきこえない でもぼくは笑ってる  障がい児3兄弟物語 (角川つばさ文庫)
目がみえない 耳もきこえない でもぼくは笑ってる 障がい児3兄弟物語 (角川つばさ文庫)
 
Amazon
 

障害児3兄弟と 父さんと母さんの 幸せな20年 (角川文庫)
障害児3兄弟と 父さんと母さんの 幸せな20年 (角川文庫)
 
Amazon