もうだいぶまえのことですが

元気がなくなった 多年草を 近くの公園に植えました

 

ベランダの環境より 地植えのほうがいいと思ったし

公園には いろんな人がたくさん花をうえていたし

その花はふえすぎるたちの悪い花ではなかったし・・・

 

だけど その後 みにいくと ひっこぬいて

捨ててありました

 

いつも植えている人たちの好みじゃなかったんだなあ

と がっくりしました

 

 

 

仕事先の利用者さん

自宅前の公園の草を毎日とられます

花も買ってきて 植えておられます

 

ある日 そこへ 花の終わった多年草を植えているおっさんに出会い

苦情を言ったそうです

 

「あんたは 枯れかけの花をここへ植えて 罪悪感もなくなって

楽になっただろうけど

私はこれからその花の世話もするんだよ

葉っぱがおちれば拾い

草が生えれば抜いて

夏には水をやって・・・

あんたがそれを一緒にしてくれるのなら

ここは私の土地ではないから 別にいい

だけど ただ ここに植えて逃げるだけなら やめてくれ

草がぬけなくなったら 黒いシートをかければいいと思っても

花があれば それもかわいそうだと 私が感じないといけない

あんたが買ったあんたの花 育てられないのなら

あんたの手でごみの日にだしたらいい」

 

と・・・

 

その人の住所まできいたらしいけど

「近所」としか 言われなかったし

 

植えた花はそのままに かえっていったらしいです

 

 

公園は 個人のものではありません

 

だけど 行政に言っても のびすぎた木を少し切ってくれるくらいで

あまり なにもしてもらえないそうです

 

草をぬいていても

ゴミをひらっていても

通りすがりの人(公園でありながら 通路にもなっている)は

「ごくろうさん」も 「ありがとう」も言わず

それどころか

「あっちにもっと吸い殻があったよ

拾ったら」

と 言う人もいるそうです

 

犬を離す人もいるので 苦情を言うと

 

「おまえの土地でもないのに

うるさい

くそばばあ」

と 言われたそうです

 

 

 

 

その利用者さんが100パー正義ではありませんが

私が やったことが いいことではなかったことは

すごく実感できました

 

という最近の話でした

 

 

 

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