少し前のこと
母 近所の整形外科でひどいことを言われ
食事がとれなくなりました
圧迫骨折をくりかえすので
「骨密度はいいはずなのに なぜ」
と 質問したら
「薬で骨密度の値がいいだけだろう
どの骨もぼろぼろだ
（背中をばんばんたたき）
ここ 痛いか ここも折れるな
ここも痛いか ここも折れるな
やがては 寝たきりだ」
と 言われ
その日から 鬱がひどくなりました
最初に鬱になったのは３０年前
当時 間質性肺炎だったのに
肺線維症だといわれ （そこまで進行していなかった。今は肺繊維症）
「今後 掃除機もだめ
掃除自体だめ
飼っている犬は処分
まもなく酸素が必要になって 苦しんで死んでいく」
と 言われたからでした
私は障害児たちを産んで余裕なく
遠い親戚に わんこをもらってもらえないか 頼んだけど
ことわられ
途方にくれ 鬱になりました
結局 他の病院で もう少し優しく言ってもらい
わんこも飼い続けましたが
鬱はなかなかなおりませんでした
今回の整形外科でのことは
ちょっと遠いけど（健康なら歩ける範囲）
大きな 患者さんがあふれている整形にかえたら
設備も 先生やスタッフのやさしさも
天と地ほどのちがいがあり
結果 よかったねえ って ことになりました
そこで これから 痛みが減っていく可能性を言われ
母は食べられるようになりました
そして 先日 CDプレーヤーをおくると
さらに元気になっていました
もう だいぶ前にプレーヤーが壊れ
だけど 私に言えず
どうせ まもなく死ぬんだから（そうか？）と
CDも全部ひもで しばって
いつでも捨てられるようにしていたらしいのです
せっかく元気になってくれたのに
今度は先日
父があれこれ問題をおこし
また 母が鬱を悪化させたのです
ここ３日 ベッドに横になることもできない
と言っていましたが
ゆうべ 少しだけ横になれたようで
父も せっせと 母を車いすにのせて
通院などに連れて行っているようです
マイナカードへのひもつけで ポイントもらえるのを
父も母はなかなか理解できず 乗り気じゃなかったのが
やっと 父はポイントもらいました
今日 電話で
「え？ 私も手続きするともらえるの？」
と まだ ねぼけたことをいう母
その母と 木曜日には 雑談をして
できるだけ 笑ってもらうようにしています
全然 笑い話ではないけど
今日の出来事
坂道には 地域猫がまあまあいます
そっと近づき
「なにしよるん？」
とか
「いい天気ですね」
とか 声をかけると
とびあがるように 逃げていきます
今日 仕事帰りに とまっているバイクの上で
昼寝をしている猫をみつけました
「今日はあたたかいですね」
と 声をかけてみました
とびあがって おどろくかと思うと
みゃーみゃー 大きな声で鳴きながら
私のあとを 追い始めました
連れて帰るわけにはいきませんし
慌てて 自転車こいで かえりました
前に 利用者さんちの庭にいると
私をみかけた とおりすがりの猫が
大きな声で鳴きながら
私のところへ 走ってきたことがあります
利用者さんいわく
近くのアパートで飼われていた猫で
引っ越しのとき おいていかれたようで
「私には 一切近づかないわよ
あなた 飼い主に似ているんじゃない？
飼ってあげれば？」
いやいやいや 飼えません
鳥と金魚の部屋で 生活してますのに・・・
と言うことがありました
今回もなのかしら
母にそれを言うと
「かわいそうに・・・
そんな 声をかけておいて 逃げたりしたら
人間不信になるわよ
今度から チュールを持ち歩いて 食べさせてやりなさい」
そういう母は
むかーし
地域猫にえさをやっていて
朝 「ミニャーンちゃーん」
と 呼ぶと 遠くから 走ってきているのに
ドアをしめて あけなかったり
いじわるを したこともあるんです
それを指摘すると
「でも 寒い日は 家にいれてやろうと思ったのに
家には入るのに
ドアをしめると パニックになるのよね
外がいいっていうのよね
野良ちゃんに えさをやっても おこられない時代だったよね
あんたは 鳥が好きなのに
『鳩は みんながあまやかすから バカになって
車にひかれる
きたえなくっちゃ』って おいかけまわすよね
かわいそうに」
と 指摘してきて
そんな他愛のない話で ちょっとだけ元気になる母でした
とりとめのない今日の話でした
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