大人になったらしたらいけないことは

小さいときから させないほうがいい

と 自閉症育児では言われています

 

きりかえが むずかしいからです

 

女性をさわるのが 好きな子のことを

小さいうちは まわりも ほほえましくみて

かわいいねえ なんて 言っていても

大人になって よその女の人 さわったら

犯罪ですものね

 

 

次男も 自閉症ですから

その点を気を付けてそだてていて

 

中学になったとき

担任の先生が うれしそうに

「私と手をつないだんですよ」

と 言われたとき

げげげ と 思い 先生に 手をつないだりしないよう

お願いしたら

「次男くんが 私を女だと思ってないのは

わかりますから だいじょうぶです」

と 言われました

 

はい だいじょうぶでした

 

 

今や 母が腕を持っても ふりはらいますから

 

 

そのうち 私がよぼよぼになっても

ふりはらうんじゃないかと 心配です

 

 

余談ですが

大昔 結婚前 トーサンと腕を組もうとしたら

すごく いやがって

 

腕を組む習慣がないものだから

結婚式のとき

腕を組むように言われたら

トーサンが私の肘あたりをつかみ

 

男女 逆じゃ アホ

 

と 思ったことがあります

 

今や もちろん 腕をくんだり

手をつないだり したいとは かけらも思いませんが

 

いずれ トーサンが よぼよぼになっても

手を差し伸べてやるまいと思っております

 

 

 

話がそれた

 

 

三男の場合

私がずっと 手をつないでいました

 

私より はるか大きくなっても

手をつないでいて

 

それは 奇異な姿だったでしょう

 

 

そのことを 療育の先生に 話したとき

 

「でも 手をつないでなかったら

急に走り出したとき

つかまえるのが 一層大変になるでしょ?

安全第一

お母さんの楽も第一

手をつないでもいいんですよ」

 

と 言われました

 

 

もう 3年も 三男と手をつないで

歩いてないですけどね・・・

 

 

 

 

 

 

 

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