『神様』という生業 | さんすけのつぶやき

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昔、叔母が難病に罹った。


叔母の母親である私の祖母は、神様に治してもらおうと、叔母の家族にも無断で、連れだした。

程なくして、叔母の旦那さんが、妻がいなくなった。何処に行ったのか知らないかと、家にきた。


1カ月程して、叔母と祖母が帰ってきた。


神様の所に行ってたと言う。

結果、叔母の容体はちっとも良くならなかった。


その後、県立病院で診てもらったら、指定難病と認定され、お金がかからず治して頂いた。


私は元気になった叔母に聞いた。

「今でも、神様に拝んでもらって病気が治ると思う?」

と。


「いや、あんなの信じない。」

と、叔母はきっぱり言った。


良かった、そこから抜け出せて。祖母は娘を思うあまり、藁にもすがる思いで連れて行ったのだろうが、叔母の家族に無断で連れ出したり、もはや尋常でない精神状態だったのだろう。


祖母は、以前から信仰深いところがあって、お寺にも頻繁に足を運んで、和尚さんの講和を熱心に聞いていた。その頃の和尚さんは、私でも尊敬するに値する方だった。そして祖母は日常的に念仏を唱えていた。


その祖母が、父が言うには、高額なお金を、『神様』に度々使っていると。



昔、同僚の彼の実家が、『神様』を生業としていて、訪れる人が後を絶たないそうだと聞いた事がある。結構儲かるらしいとも。


私は、???だった。


どういう人が『神様』を生業に出来るのだろう。しかも決して安くない金額である。


『占い師』を生業にしている人がいるが、それとどう違うのだろう。

『霊感』があって、その人の先祖の悪い霊が見えるとか呪いだとか。本当に見えます?と思う。

悪い事が続くのは、先祖の霊をちゃんと拝まないからだとか。

じゃー、日常的に念仏を唱えてた祖母は、どうして娘が難病になったのかと、言いたくなる。


良くない宗教に、お金を沢山お布施しないと、地獄に堕ちると脅されるのとどう違うのだろう。


心が弱ってる人に付け込んで、更に不安を煽ってお金を得ている人が、一番分かっていると思う。

先祖の霊など見える訳がないと。


『神様』を生業としている人の言う事は、全く信じない。


テレビで。

ある発展途上国で、『霊媒師』が、重症で意識朦朧としている病人を前にして、何かを飲ませて、お祓いの言葉を唱えていたのを見た。病人はとても苦しそうだった。

医者がいないところなんだろうな。そういう方法しかないところなんだろう。


分かる事は、『神様』でも『霊媒師』でも、病気は治らない。

病院に行って、医者に診てもらう。そこでは治せないと言われたら、セカンドオピニオンを受けるという手もある。


身近の叔母の素晴らしい回復を見て、強く思う。


全国で『神様』を生業にしている人は、何人位いるのだろう。

ご自分が病気になったら、先祖の霊が悪さをしていると言って、ご自分でお祓いするのでしょうか。

まさか、真っ先に病院に行ったりしてませんよね。


信仰心が薄過ぎるさんすけのつぶやきでした。





なんてね。