孫が、七五三を迎える年齢になった。
「髪飾りが家になかったっけ?」
と娘からLINEがきたので、和ダンスの中を探してみた。
あったあった。娘が七五三の時に使った飾りと、成人式の時に使った飾りが。30年以上経ってるのに、それほど色褪せる事もなく、ちょこんとそこに置かれていた。
何を思うでもなく、そのまま娘に渡した。
でも、だんだん違和感を感じて気になってしまった。あれ?今時の飾りはどうなんだろうと。そしたら、30年以上前の飾りとは、大分違っていた。

あの頃は、こんな感じのを1個、頭にちょこんと乗せるだけ。
これを付けるのは、時代遅れな気がして孫が気の毒。作ってあげるから待っててと娘に連絡した。
それからは、YouTubeを見て、本を見て、2日がかりでやっと出来た。
孫が喜んでくれるかなと、ワクワクしながら作った2日間だった。
全て100均で売ってた縮緬で作った。本物の縮緬はとても高価で、何種類もの色を何枚も買ってたら、かなり高くつく。DAISO、Seriaさんありがとうございますと言いたくなる。
早速娘の所に届けてきた。
「可愛い。」
と、孫ともども喜んでくれて、良かった。
孫が成人式を迎える頃は、どんな髪飾りが流行るのだろう。
もし今から作っておいても、時代遅れのものになって、使って貰えないのだろうか。自分の作ったのを付けてもらえたら、それは嬉しい気がする。
もっと勉強して、成人式に付けても大丈夫そうなのを作ってみたい。
孫が成人式をする頃は、自分は79歳か…。生きてるかどうかも分からない。
孫の記憶の中に、ばあちゃんが髪飾りを作ってくれたと残るだけでも、嬉しい。
知人の姑さんが、お孫さんの為に、成人式の着物を縫ってくれたそうだ。凄い。着物の生地を選んだり、チクチクと丁寧に針を動かしてる時、ワクワクしてたんだろうな。素敵なおばあちゃんです。
孫はこれから大人になるにつれ、色々あると思うけど、どうか幸せでありますようにと願う。
