蛇の毒は後で効く  -6ページ目

蛇の毒は後で効く 

このブログでは明日を生き抜く為の嘘と
よこしまな友人たちにまつわる話が紹介されています。

法と秩序に守られた日常の膜は、

おそらくコンドームのゴムよりも薄い。

ある日、突然、

それは同級生の逮捕という形で暴かれた。

先端を尖らせた暴力と混沌がテレビ画面を破り、

俺の網膜に突き刺さった。

例え、二十年以上会っていなくとも、

直感的にフラクタル図形だと分かるように、

そいつが同級生だと分かった。

容疑は「子殺し」だった。

奴が無邪気な15才だった記録をここに残しておく。

 

「 ○○○っちゃん、

  お土産忘れて、

  桜満開 ヽ(゜▽、゜)ノ 」

奴が京都の修学旅行で残した俳句だ。

もう、今では笑えない★

 

俺に金を返さなかったケンジも、

いまや裏世界の最下層の住人になった。

次にニュースに出るのはこいつかもしれない。

 

「 ブスの女より、

  綺麗なオカマの方が良い☆ 」

それがオカマのひもになった奴の、

折られた前歯の隙間から飛び出した名言だった。

 

自分の子供を殺した同級生、

オカマのひもになったケンジ、

二人に言いたい。

ゴムを付けろ♪

人を変えるのは、欲望と責任だ。

そう言われて、君は何を思うだろう。

欲望と責任が、行動を変える衝動にはなりうるが、

人の本質は変わらない。

どんなに時代が移り変わっても…。

それが、俺の出したもっともらしい答えだ。

 

最近、レンタルサイトを活用して漫画を読んでいる。

まったく、漫画って奴には中毒性がある。

かつて、俺はゲーム中毒だったが、漫画中毒でもあった。

中毒のあまり、台詞を丸暗記するのは当たり前、

漫画を最終巻から読みこなし、

試験前にも関わらず全巻読破していた。

 

漫画を断って20年が経つが、一度はまれば、

営々と築き上げた叡智が無くなる事に愕然とした。

かくも、人の想像の産物の恐ろしさを大人になって感じた。

しかも、昔は「おっさんが読む劇画タッチの漫画」と忌避していた物でさえも、

読後にその深みを感じてしまうのは、

俺がおっさんになったからだと気付かされる始末だ。

 

そんな話をラノベ好きの若い女性にすると、

「どんな漫画を読むんですか?」と目を輝かせて聞いてくれるが、

漫画はこっそりと楽しむ禁止薬物的なものだから、と言って答えをはぐらかす。

ましてや、最近読んだ漫画が、

「レイ○マン」です。

なんて恥ずかしくて、とても言えないヽ(゜▽、゜)ノ

 

どの時代でも、人の本質は変わらないかもしれない。

でも、欲望と責任が変えた人生の答えを、

「トレインスポッティング2」を観て探して欲しい。

大して面白くないと感じるかもしれないが、

登場人物らが選んだ人生の20年後に、

人は変わる可能性を秘めた存在なんだと、

君は信じられるかもしれない☆

今日も革命の火花が頭の中で散っている。

脳は唯一、構造を変える事が出来る器官らしい。

俺は今まで自己改革に取り組んできたが、

哲学はそのツールの一つであり、

哲学を知らない事は、

鼻が詰まったまま生きるに等しい。

哲学の実践こそが物事の本質を見極める。

 

マサルとは、奴の自転車が、

暴君えびちゃんによってうんこを踏まされて以来の友達だ。

マサルの絵が超ウケる☆

バカ画伯の幼稚な絵に俺は大爆笑だヽ(゜▽、゜)ノ

仰向けに倒れて腹を抱えて笑う経験は数少ない。

もし、タイムマシーンがあれば、

告白し損ねた女子のいる時代を飛び越えて、

マサルの絵を見に行くだろう♪

しかし、あまりに大爆笑するので、

マサルはその絵を封印してしまった。

自分の描いた絵が大爆笑を巻き起こすたび、

マサルは恥と自慢が入り混じった顔を見せる。

ちなみに、

奴が知的障害者の物まねをすると、

大爆笑した後に「マジで止めろ」と怒りたくなる。

 

小学生の時、

図工の時間で友人の絵を描くことになった。

俺とマサルは隣同士だったので、

互いに絵を描く自分達を模写した。

俺は自分のイメージ通りにマサルを描いたが、

教師に、

「目に白い部分が無い人間はいない。この絵はおかしい」

と、注意を受けた。

俺は泣く泣く、マサルの黒目がちな瞳を削って白目を作ったが、

もはやそれはマサルではなかった。

子供の俺には、「どうして?」という気持ちが消えなかった。

 

自分の見えている物が、同じように他人が見ているとは限らない。

自分の心ですら明確に認識するのが難しいのに、

他人に心があるというのは想像にすぎない。

その想像が他者への尊重や思いやりを育むのだ。

本質を知らない教師に、

芽生え始めた想像力は傷つけられた。

 

方や、マサルの絵を見ても教師は素通りしていく。

果たして、

マサルの絵は教師の理解を超える芸術性を持っていたのか?

それとも、

マサルの絵の才能の無さに匙を投げたのか?

そんな事はどうでも良い。

マサルの描く俺が人の原型を留めていなくとも、

突っ込みどころはそこじゃない。

 

マサルの見る世界、

マサルの描く動物や物が、

いつかひょっこり出現する。

すると世界の人々は大爆笑の渦だ♪

俺は世界平和とマサルの異能に乾杯したい☆

ミサイルのスイッチを押す前に、

マサルに絵の封印を解いてもらう事を、

世界の首脳は真剣に考えるべきだと思う。

奴こそ世界のへそだヽ(゜▽、゜)ノ