月例研修 -涅槃会- | 三重県曹洞宗青年会のブログ

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三重県曹洞宗青年会は、禅を挙揚する熱き想いにより発足された二十歳代から四十五歳までの青年僧の集いです。

今回は、先日(25日)に行われました、涅槃会の模様をお伝えいたします。


このHPをご覧いただいている方は、既にご承知だとおもいますが、2月15日は、お釈迦様が涅槃に入られた日と、日本には伝わってきております。

そこで、この日に合わせて、各地のお寺では、お釈迦様をご供養する法要を行います。

当然、青年会会員の各寺院でもおこなっておりますので、三曹青では、大体、各お寺での法要が落ち着いた2月下旬を目処に涅槃会を行っております。


本年は、宗務所さまをお借りして執り行わせて頂きました。


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さて、今回は、参加者が大勢見込めましたので、「歎佛会」という形の法要を行うことにしました。

会員一同、修行中に一回は経験しているはずなのですが、修行道場をでてからは、なかなか接する機会のない法要の形が、「歎佛会」です。

青年会としては、昨年の降誕会で行っておりますが、それ以来、という会員がほとんどではなかったかと思います。

そこで、まず、役目に当たっている者だけで、動きの確認を行ってから参加者そろって法要を執り行いました。


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主賛(しゅさん)といって、中心になって声を出す役目の方が、法要を進めていきます。



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導師をお務めいただいた、当青年会の武内会長老師です。



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遶行(にょうぎょう)といって、道場をまわっております。やはり、この時は、お坊さんの数が多い方が見栄えが致します。


20人から30人規模のお坊さんによる法要は、日常、なかなか行うことはできません。研修とはいえ、良い涅槃会ができたのではないかと思っております。


なお、法要後、『青年会便り』という、当青年会の新聞を県内の各御寺院に配る為の作業を行いました。


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法要とうって変わり、和気藹々としながら作業が進められました。

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一旦、地域ごとにまとめられて、県内の宗門各ご寺院様へと配らせていただきます。

さて、今回は、大勢の参加者があってこその法要を行ってみました。これからも、日常ではできない、法要を研修することができれば、と考えております。            

                                        合掌