この花は高山植物を育ててい植物園で見ました。

 

 

 日本にも仲間がいますが、もうすぐ会えるかもしれません。

 

 

 「ツルハナガタ」です。  漢字では「蔓花形」と書くそうです。

 サクラソウ科、トチナイソウ属の多年草です。

 

 

 この聞きなれないトチナイソウ属、漢字では「栃内草」となります。

 日本にも高山植物として自生していますが、資料では日本には1属2種しかないそうです。希少で礼文島ではほぼ絶滅に近く、早池峰山でも殆ど盗掘で普段は見られなくなったそうです。

 

 

 トチナイソウは花びらが5枚の白くて小さい花です。

 やはり花びらの基部のところが黄色くなっています。

 

 

 こちらのツルハナガタ、名前の謂れも謎ですけど、故郷はなんと、ヒマラヤだそうです。

 標高が2800~4000メートルの高山帯で暮らしている、正真正銘の本場の高山植物です。

 

 

 高山の厳しい環境なので、茎が地面を這うようにして広がるようです。

 花びらは5枚です。やはり、サクラソウでしょう。

 日本のサクラソウなどと比べて、花びらの先が裂けてなく丸っこいのが違いますけど、全体の雰囲気はよく似ています。

 

 

 なんとも可憐なカワイイ花でした。