ちょっとした湿地みたいなところに、草たちに紛れて・・・なんか妙なものがあります。 以前確かに見たのに・・

 悲しいことに思い出せません。

 

 

 最近、そういうことが多くて・・困ったものです。

 

 

 で、仕方ないので、やっぱり写真だけは撮っておいて、後で調べりゃいいやって・・でもこれがなかなか思い出せなくて。

 そして突然何の脈絡もなく思い出しました。

 

 

 この葉っぱのようなツルのおかげです。

 「バイモ」です。漢字では「貝母」。 別名が「アミガサユリ」です。

 ユリ科、バイモ属の半つる性の多年草です。 故郷は中国です。

 

 

 あるスプリングエフェメラルのひとつ、その果実です。

 この形でピンとこないのですから・・・「焼きが回るった」と寅さんなら言っているでしょう。

 

イメージ 3

 

 花はコレです。

 

 

 一応、葉っぱについてもメモによると、3~5枚が茎に輪生するように付いています。細長い披針形で、葉柄はありません。茎の上の方では互生しています。

 半つる性です。確かに、つるが伸びています。つるなしでも、しっかり直立していますが、何かに掴まろうとして「ヒゲ」のように伸びていますし、巻いているものもあります。

 

 

 花は茎の先に付きます。

 花被片は薄い緑色で6個の鐘形状です。そして、アミガサの名のいわれにもなった模様が花の内側にあります。

 

 

地下には鱗茎があります。この鱗茎は2枚の貝のような形をしているそうです。これが名前の謂われです。

 

 

 それにしても、この果実・・素晴らしい形です。

「一体、どうしちゃったの?」って聞きました。