最初に覚えてしまった名前、ずっとその名前で呼んでいたのに、途中から、変わりました・・って言われたけど、よく混乱していまいます。

 

 

 ずっと「インドハマユウ」って教えられ、ずっとそう呼んでいたので、今でもそう呼んでしまいます。

 まぁ、インドでもアフリカでもいいんですけど・・。

 

 

 「アフリカ ハマユウ」です。   漢字では「阿弗利加浜木綿」です。

 ヒガンバナ科、ハマオモト属の多年草です。 

 

 

これは南アフリカが故郷のハマオモト属の栽培品種です。

 葉も鮮やかな緑色、花も大柄で見栄え十分、なので園芸品種もたくさん作出されているようです。

 

 

 もともとは明治の頃に輸入されたのですが、その時に「インドハマユウ」という名で呼ばれたそうで、そのままずっとインドと呼ばれたようです。

 

 

 そして年々、系統についても細胞レベルでの解析が進み、学名も改められて、呼び名も変ってきたようです。

 

 

 でも一度間違えでも定着してしまうと、なかなか変えるのも大変のようです。

 この仲間は主に3種あります。

①「インド・ハマユウ」・・・生息地がインド~スリランカ~タイ、ベトナムなどで花は10~20個も付くそうです。特徴は花柄が非常に短いことです。花は白く、花の基部が紫色を帯びることや又は紫色の縞が入ります。

 

 

 ②「インド・ハマユウ」・・・生息地がアフリカ、インド、スリランカです。

 花は8~12個くらいついて、花茎が長く75cm以上にもなります。

 花茎は長いけど花柄はありません、この花柄がないのが特徴です。

 花びらが細長いのも特徴です。

 

 

 ③「アフリカ・ハマユウ」です。 故郷は南アフリカです。

 花は8~13個くらいついて、花びらは白、ピンクや赤もあります。 

 花筒が長く5~10cm、その先というか基の花柄は4~6cmです。


 

 ハマユウと言えば、大女優「ハマユウコ(浜木綿子」さん。

 歌なら・・・

 ♪ 旅につかれた 若い二人に さすらい人の子守歌を

   星は歌うよ どこへゆくの ふるさとのあの丘に

   もう帰れない 今はもう 帰れない

   はまゆうの花 におう浜辺に 海を見つめて泣く二人・・・・

 

 

 って歌ってしまいますが、その歌詞のハマユウとは違います。

 この歌詞のハマユウは在来の花でも花びらが細長いヒモ状になっています。

 近所で見られるのは舶来のものでした。