都会の道端では見られません。

 でも昔というか、子供の頃はよく見た覚えもあります。

 

 

 最近はずっと郊外の里山あたりまで行かないと会えません・・・。

 久しぶりって感じです。 

 

 

 「スズシロソウ」です。  漢字では「蘿蔔草」です。

 とっても難解・・もちろん書けません。

 スズシロというと「鈴白」でしょう。 「清白」とも書くようです。

 あの春の七草の「セリ、ナズナ、ハコベラ、ゴギョウ、ホトケノザ、スズナ、スズシロ」です。

 

 

 そのスズシロ、大根ですけど、花もちょっと似ている・・・。

 アブラナ科、ヤマハタザオ属の多年草です。

 暮らしているのは、本州~沖縄です。

 

 

 草丈は10~25cmくらい・・。

 茎や葉っぱには星状毛が密生しています。 

 茎の下あたりから葉をつけた長い匍匐枝を伸ばします。

 

 

 根生葉は倒卵状のヘラ形、茎に付く葉は小さな葉で楕円形で縁に粗鋸歯があります。
 

 

 花はアブラナ科の典型的な4つの花びらとそのデザインです。

 

 

 雄しべは6つ、雌しべは1つです。 

 

 

 やはり、「清白草」とも書くらしい・・・

 神様に捧げる白い花・・・

 

 

 出来る果実は長角果です。