ご近所さんを散歩していても3軒のお宅で見事に咲かせているのがありました。

 

 

 「モッコウバラ」です。  漢字で「木香薔薇」、「木香茨」です。

 

 

 4月中旬から咲き出して、家の垣根で一番目立ったのがこの花です。

 こんなに多くの家で植えられていたなんて・・と思うくらいでした。

そして、剪定して見事な花付になっているのがたくさんありました。

 

 

 バラ科、バラ属の常緑低木です。

 生まれ故郷は中国です。

 日本には江戸時代の中期に連れて来られたようです。

 

 

 もちろん、育てやすいように作られた園芸種ですが、白色花と黄色花がありますが、ご近所のは圧倒的に黄色花でした。

 そして、ほとんどすべてが刺のない八重咲きです。

 

 

 なので、棘なしです・・防犯にはなりません。

 空き巣狙いの方も見惚れてしまうほどです。

 

 

 

 白花の方が芳香は強いと書かれています。黄色の一重もいい香りがするようですが、とにかく手入れをするにもトゲの無い方が楽チン、安全なので、こちらに人気が集まっているようです。

 

 

 葉っぱには托葉がありますが早落性だそうです。

 小葉は3~5枚、まれに7つのがあり、形は楕円状卵形~長楕円状披針形でやや革質です。そして光沢もあり低鋸歯もあります。

 

 

 出来る果実はもちろんヒップ(バラ状果)です。

 

 

 萼片は5つです。でも早落性だそうです。

 

 

 葉っぱも特徴的です。

 気になって・・

 花びらは40枚以上あります。 調べてみると20枚以上を八重咲としているようです。

 

 

 

 37枚と小片が9つありました。