景気よく満開になると枝が見えないくらいになります。

 小さな花ですけど、早春の葉が出る前に一気に咲き揃う勢いを感じます。

 

 

 ツボミの時と下は5分咲きくらいです。

 

 

 そして大分咲き進んできました。

 

 

 「サンシュユ」です。  漢字では「山茱萸」です。


 

 別名が「ハルコガネバナ(春黄金花)」、「アキサンゴ(秋珊瑚)」とか「ヤマグミ(山茱萸)」です。

 

 

 ミズキ科、ミズキ属の落葉小高木~高木です。

 故郷は朝鮮半島~中国です。

 

 

 日本に連れて来られたのは江戸の享保の改革の頃です。

 年号では1720年頃とされています。 

 来日300年を過ぎたころです。

 

 

 秋から冬に実る楕円形の果実です。去年は大豊作の木に出会いました。

 美味しい時になかなかタイミングが合わず、3年前は美味しかったけど、去年、一昨年はちょっとダメでした。

 ヨーグルトの木としても有名です。

 

 

 葉っぱは花の後になって出るので今はありません。

 楕円形の葉で先が鋭く尖ります。

 

 

 楕円形の葉で先が鋭く尖ります。

 果実は核果です。薬用になります。

 果肉は偽果です、山茱萸という生薬になり、強壮、止血、冷え性などに効果ありだそうです。

 また、果実をジャムにしたりするのもレシピがたくさんのっています。

 

 

 元気な木には花は枝にたくさん、本当に枝が隠れるくらいです。

 黄色くて小さい花が無数に・・っていうくらい咲いてくれます。

 1つの花序にはだいたい20~30個くらいの花が付きます。

 この花序の基には萼のような4つの総苞片があります。

 

 

 

 花びらと雄しべは4つあります。雌しべは1つ。

 開花すると花びらが反り返るようになります。

 

 

 匂うかなってクンクンしましたがあまり感じませんでした。

 

 

 花の一つは3~4ミリくらいでしょうか。

 

 

 今回、じっくり見たいので、招待しました。

 

 

 

 花びら、こんなにってくらい反り返ります。

 

 

 雄しべと雌しべを観察しました。