花、葉っぱ、乳ダレイチョウ、黄葉、果実と見てきました。

 そして最後はこれです。

 

 

 イチョウの冬芽です。

 

 

 まぁ別にどうってこともないのですが、何気なく見ているものでも、あらためて見ると・・・これも不思議というか、知りませんでした。

 

 

 葉っぱが落ちてなにもなく、枝だけになって春を待っているのですが、よく見ると

なんか枝から出ているがたくさんあります。

 

 

 ちょっと分かりにくいですが、今年出来た葉痕のすぐ下には4~6個の新しい葉痕が短枝を取り囲むように螺旋状に並んでいます。

 そしてこのニョキっと出た冬芽です。

 

 

 この冬芽には2つのタイプがあるそうです。

 図鑑では、①枝からコブのように出ている冬芽、②枝から立ち上がった短い枝の先についている冬芽です。

 

 

 ①のは葉芽の脇にコブのように膨らんでいるものです。そして上下に三日月形の樹皮が出ているのが分かります。これは冬芽を覆っている芽鱗のようですがよく分りません。

 

 

 そして②の長い枝から垂直に伸びている短い枝のようなものは、これが「葉痕」が積み重なって出来たもの。という解説がありました。

 葉痕が積み重なって出来ている?・・どういうこと?

 

 

 他の図鑑では「イチョウは枝にたくさんの短い枝(短枝)をつけ、毎年そこから葉っぱを出す。冬芽を観察すると葉痕が積み重なって短枝を作って、その先端に冬芽を作る」とありました。

 

 

 それってちょっと驚きです。

 

 

 半分にカットしました。

 

 

 先に葉っぱが・・