この仲間の花では、「ジロボウエンゴサク」とか「ムラサキケマン」とかありましたが、葉っぱの形とか、花色も全然違います。

 だいたいちょっとした山野にあったので・・

 「ヤマエンゴサク」だろう・・と。

 でも図鑑などの写真とは葉っぱが微妙に違いますが・・・
 

 

 「ヤマエンゴサク」ということで・・・。 漢字では「山延胡索」です。

 別名が「ヤブエンゴサク」とか「ササバエンゴサク」とか・・でもササバとは違うし・・

 本州~九州てくらしています。

 

 

 そしたら、葉っぱの形状には様々な変異というか、形がある・・と載ってました。

 もちろん、ケシ科、キケマン属の多年草です。

 

 

 葉っぱは2つが互生して2~3回3出複葉で、小葉は披針形や卵円形です。

 そして3~4裂したりするが、個体差も大きいそうです。

 

 

 図鑑では、一番下につく葉は鱗片状で、時にその腋に小さいムカゴをつける・・とあります。

  

 

 花の説明には「花びらは4つ、上のひとつが距があり、下の花びらより長く、内側の2つはやや小さな同形ですが、先で合着している。」 とあります。 よく分りません・・・

 

 

 雄しべは2つ、花糸が3つに分れ外側の2個の葯室は1室で、内側の1つは2室になっている・・とあります。

 キケマン属では雄しべが6つとなっています。 その雄しべは雌しべの上下で3個ずつが花糸部分で合着していて2つに見えるようです。

 やっぱり構造は複雑のようです。

 中部~東北によく似た「ミチノクエンゴサク」というのがあり、全体に小型だそうです。

 やっぱり、このエンゴサクもいろいろと複雑なようです。

 

 

 できる果実は蒴果です。