公園のはずれで咲いてました。初冬に咲くのが本来の季節なのか・・ちょっと違うかも知れません。この季節にはハッとするくらい鮮やかな花色です。
「パイナップル・セージ」です。 漢字はありませんが、別名は「サルビア・エレガンス」です。
シソ科、サルビア属の宿根多年草です。
故郷はこれも遠い遠いメキシコ〜グアテマラにかけての高山帯、標高では1800~2700m、または2400~3000m・・いずれにしても熱帯の高山帯です。
耐寒性があって、⁻5度(資料によっては-10度)くらいまでは耐えることができるそうです。さすが、標高の高いところで生き抜いてきた花です。
名前になんでパイナップルがついているのってことですよね。葉っぱがパイナップルのような匂いを放つからだそうです。確かに、言われてみるとそんな感じでした。
茎はシソ科らしく四角ばっています。葉っぱは対生について、淡緑色の柔らかい卵形で鋸歯があります。
この花の色をどう表現したらいいのでしょう。ルビーレッドってかいてある資料がありますが、もっと鮮やかな色に感じました。
花は10~11月が花期だそうです。唇形花で筒状の部分が細くて4cmくらいにもなる長さです。
葉や花をハーブティーや料理の香りづけ、ポプリなとに利用されるとか・・。