②からの続き
無事に山元町でのボランティア治療を終え、町役場から仙台有料道路の山元インターへ向かう途中、海辺の町の様子を見ました。
現実の事として受け入れがたい、本当に想像を超えた光景が拡がっていました。
町が機能していないため一般の人はほとんど通行しておらず、工事車両や瓦礫撤去のトラックだけが目立ちました。
今までの人生で感じたことのない、複雑な心情だけが強く残っています。
避難所で暮らしてらっしゃる皆さんの実情を聞いた際には、何という言葉をかければ良いのかわからず私自身も非常に悩みました。
やはり現在の状況は本当に大変なものだと思います。
我々と入れ替わりで15日の夕方に黒柳徹子さんが避難所に訪れており、前日には五木ひろしさん・都はるみさんが訪れていたようです。
また、来週はサッカーの長友選手が山元町の避難所に訪問される予定だそうです。
避難所でのカイロプラクティックケアを終え、山元町役場を後にしたのは夕方4時前でした。
帰り際に役場の受付で手作りのおにぎり頂き、それを頬張りながら足早に山元インターへ。
お手製のおにぎり、美味しかった。
さすが東北のお米はうまい！！
塩と梅干のおにぎり。
ほんと忘れられない味でした。（泣）
常磐道と東北道を飛ばし、それぞれが家路に着いたのは午後22時過ぎ。
いつも労を惜しまずタフに働いているさすがのメンバーも、東京～仙台間の日帰りでエネルギーを全て出し切った様子
今回、東北でのボランティア治療にお邪魔させていただき、本当に貴重な経験をさせて頂いたと感じています
私、佐藤にとってもスタッフの岩崎にとっても、とても大きな一日になりました。
山元町の皆さん、貴重な経験をさせていただき本当に有難うございました
これから東北被災地の状況が少しでも良い状態へ向かっていくことを心から願うばかりです。そして、このプロジェクトは継続しておこなっていきたいと考えています。
カイロプラクターとして、一人の経営者として、今後も世の中でどなたかのお役に立てて頂けるよう日々の臨床や仕事に励みたいと改めて心に強く思いました
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