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行きつけの飲み屋で米が高くなって
いると聞いた。

スーパーで買い物の際に米の棚を
覗いてみたら軒並み高くなっているし、
そもそもあまり陳列されていない。

7月の記事でもこんな感じ。

コメが品薄、価格が高騰 米穀店や飲食店直撃「ここまでとは」
https://www.sankei.com/article/20240721-J3MT3SEAT5OXLO6XTOOV7E4EOY/


この本当の原因は長年つづけている日本の
米の減反政策のせいだそうです。

日本のコメは世界有数の品質ですから
増産して高価格帯で輸出すべきなんです。

不作でもインバウンドでもない コメが買えない「本当の理由

 コメが各地で品薄状態となり、価格が高騰している。
ほぼ100%国産なのに、なぜこんな状況に陥っている
のか。元農水官僚の山下一仁・キヤノングローバル
戦略研究所研究主幹に「令和の米騒動」の内幕を
尋ねると、消費者をないがしろにしたコメ政策の実態が
見えてきた。
ー中略ー
 ◆コメが不足しているのは減反政策のせいですよ。
減反というのは、コメの生産を減らして、市場価格を
上げる政策です。コメ農家が麦や大豆など他の作物に
転作すれば、国が補助金を出す仕組みです。日本は
これを50年以上も続けているのです。
 コメ以外のパンやパスタなどの消費が増える中、従来
と同じ量のコメを作っていたら、余って価格が下落して
しまう。そうならないよう、年々生産を減らし、最近では
水田の約4割を減反して6割しか使わず、ピーク時
(年間1445万トン)の半分以下の生産に抑えています。
 ギリギリの生産態勢でやり繰りしているから、訪日
客の消費が少し増えるなど、ささいな需要の変動が
あるだけで、あっという間に品薄状態となり、価格が
高騰してしまう。それが今、足元で起きていることの
本質です。
ー中略ー
 ――コメは日本で唯一、ほぼ国産できる穀物です。
食糧安全保障の観点からも、生産を増やすことは重要です。
 ◆コメの年間生産量は現在、700万トン弱ですが、
減反をやめ、単収の高いコメに変えれば、1700万トンを
生産する実力はあります。1700万トン作って、1000万トン
を輸出に回せば、安全保障上のメリットは大きい。例えば、
台湾有事などで海上封鎖され、輸出入が閉ざされたと
したら、輸出していた1000万トンを国民の食料に回す
ことができるからです。輸出はいざという時の備蓄の
役割を果たします。各国はみんなそれが分かっていて、
食料政策を進めています。