酷暑時の農作業を少しでも緩和すべく、空調服を購入しました。
ちまたで販売しているのとちょっと違うデザイン、「エレファン空調服」です。
作業着を新調してテンションが上がっていますので、今回はこの空調服のお話。
「エレファン空調服」は、ファンが背中上部にあるのが特徴です。
商品説明には、リフト車に乗車したときにファンが椅子の背もたれに当たらなくて良いとありました。
わたしはリフト車には乗りませんが、これを選んだのには、わたしなりの理由がありまして・・・
当館では夫が6年前から空調服を利用しています。
一緒に桑畑で作業してみると、空調服を着た夫と着ていないわたしとでは疲れ方が段違いです。水分補給のために休憩を取る回数も夫とわたしでは倍違うので作業効率にも影響しています。
それなのに、わたしが空調服を使ってこなかった理由は、ファンで体が冷え過ぎることでした。特にお腹がめちゃくちゃ冷えて、お腹を壊す始末で使わなかったのです。
夫が着るのはよく見かけるタイプで、ファンが両脇腹のあたりに付いています。お腹まわりに風がすごく舞うんです。これは絶対お腹を冷やします。お腹の弱い人はどうしているの?
最近では、腹巻きをしたら空調服が使えるだろうかと考えていました。
しかし、これを見つけたのです。桑畑で利用することが多いので、剪定ばさみ用のベルトを装着すれば、お腹のところには風がほとんど来ません。お腹を冷えから守れます!
わたしが桑畑に出動するときの格好です。
後頭部から首まわりにかけて布が付いていて顎の下で結ぶ麦わら帽子です。この帽子を愛用するのは、首回りの日よけの他に、桑束を持ち上げるときに桑かぶれや虫刺されから首を防御してくれるからです。麦わらで通気性も良いですから汗による頭部のムレも軽減できていると思います。
今回、空調服と愛用の麦わら帽子を組み合わせてみて、気づいた良い点があと2つあります(この空調服にはフード付きタイプもあります)。
1つは首回りから後頭部にかけて爽快に風が回ることです。特に、このエレファンはファンの位置が高いですから通りがとても良いです。
2つ目は、麦わら帽子の中を風が回ることで顔に蚊が来ないことです。夕方、桑畑の作業をすると蚊が寄ってきますから、すごく良いです。
エレファン空調服は特殊なのか店頭で見ないですし、色柄のバリエーションも少ないです。もっといろんなのが出てくることを期待して、ここに記しておこうと思います。