今日は、ウチの猫と獲物の話です。

ウチの猫は、たまに小鳥を捕ります。それを頭からバリバリ食べます。くちばしとか足とか硬いだろうに、よく飲み込めるなと感心します。遊びで捕ることもあるようで、死骸が部屋に放置されていることも。この間は、とうとう鳩をやりました。帰宅すると、寝室の床にころがっていて悲鳴をあげました。鳩の死骸はまるまる残っていました。残虐だと感じたのは、大量の羽毛と共に、鳩が襲われる寸前まで食べていたであろう小さな青紫の木の実が散乱していたことです。これまでも、いろんな獲物を見たけれど、死んだ鳩はかなり気持ち悪かったです。狩りの後始末をやり慣れていた私でしたが、鳩は怖くて夫に処分してもらいました。

 

この鳩事件の後に夫と冗談交じりで話したことがあります。もし天変地異があって自分たちがサバイバルしなくてはならなくなったとき、ウチの猫がいたら、おこぼれをいただいて、私たちは何とか生きて行けるかも。今回の鳩を捨ててしまったけれど、中国とかでは食材だしねと。

 

それから2週間後の昨朝5時、ウチの猫がコジュケイを捕まえました。

コジュケイというのは、ほとんど飛ばずに地面を駆け回っている野生の鳥です。里山に棲んでいるようで、当館に隣接する竹林にもいて、庭をかけて行くのを見かけたこともあります。

 

 

 

 

 

猫は家の中で羽根をむしりはじめて、このままだと床が血まみれになりそうだったので没収。まだ殺したばかりらしく筋肉が柔らかい。コジュケイは美味いらしいという情報を持っていた夫、猫には悪いけれど、人間さまがいただこうということになりました。そうと決まれば、すばやく血抜きです。

 

 

 

 

 

ネットで調理の仕方を調べて、湯煎。

 

 

 

 

 

羽根をむしったら、もう食材にしか見えません。

この頃には、猫はコジュケイに興味を無くした模様。

 

 

 

 

 

鳥をさばいたのは初めてでしたが、何とか出来ました。この時、猫に生肉を差し出してみたのですが、食べなかった。

 

 

 

 

 

鶏肉はこの日の夕飯になりました。とりあえず、シンプルに塩を振って焼きました。鶏ガラはスープに使います。普通に、鶏肉として美味でした。ネットには、水炊きとか炊き込みご飯とかが美味しそうに載っていましたね。これなら、また食べたいな。そのうち、キジを捕ってこないだろうか。