久しぶりに「おこさまネットワーク」の活動報告です。
先日、学区の磯部小学校の6年生にご卒業を記念して製作した福袋を贈呈してきました。
この活動も8年目となりました。
学区の子供たちは、中学生になると車の往来が激しい通学路を通ることになるので、交通安全とみなさんの幸せを願ってプレゼントしています。
福袋の誕生には、この地域が昔から養蚕が盛んであったこと、座繰製糸の歴史もあることが欠かせないエピソードです。毎年、春蚕の飼育が始まる頃に蚕を育てるボランティアさんを募集し、10頭ずつ育てていただいています。繭になったら戻してもらい座繰器で生糸にし、卓上機で織ります。織り上がった布を福袋に縫製し、卒業生のイニシャルを刺繍して出来上がりです。
私は座繰りと最後の梱包などをお手伝いするのですが、今年は贈呈式のみの参加でした。贈呈時には最後に、クラスの代表からお礼の言葉をいただけるのですが、6年生ともなるとしっかりしていて、その凛々しさが眩しかったです。
もうすぐ卒業式ですね。どうぞ良い日を迎えられますようお祈りしております。