ご一緒に繭から糸をつくりませんか?

 

当館は、群馬県安中市にある「手しごとの店 ton-cara(トンカラ)」で繭から糸を作るワークショップを毎月開催しています。群馬県は日本の繭どころです。そのこともあり昔から絹糸をつくる技術とその道具が受け継がれてきました。

 

このワークショップは1回で完結します。

開催日:毎月第1の土曜・日曜、第3の木曜・金曜。受講者を随時募集中。

定員:4名(開催する最小人数は3名)

 

◆ 2月の座繰りワークショップのお誘いです。

現在、2月15日(木)と16日(金)に受講くださる方を大募集中です!

この日に希望いただいている方があり、あと2名募集しています。

おかげさまで、この日の開催が決定しました。空席ございます。引き続き募集中です。2018.1/30現在

ご興味ございましたら、ton-caraさんまでご連絡下さい。

 

以下では、座繰りのワークショップの内容をご紹介します。ご参考下さい。

 

 

 

 

 

原料の繭は、当館が生産している国産繭です。

現在は、白繭(群馬県の品種:ぐんま200(にひゃく))と黄繭(群馬県の品種:ぐんま黄金)の2種類から選んでいただけます。

 

 

 

 

 

このワークショップは1回で完結します。一度体験したいということでしたら、1回のみで十分でしょう。内容は、繭の煮方、繭から糸口を見つける方法、座繰器での生糸作り、(かせ)上げ(揚げ返し)、アミソ掛けをご案内します。

 

 

 

 

 

座繰りを1人で出きるようになりたいという方は、何度か通っていらっしゃいます。

 

1回目は、基本的なことを体験。

2回目以降はご希望を伺い、個々に進めます。節のある糸(上記写真)を作りたい方は2回目の受講からになります。

 

 

 

 

 

これは座繰り器でつくった生糸を綛の状態に巻き直しているところです。道具は「揚げ返し器(あげかえしき)」といいます。

 

 

 

 

 

アミソ掛け。綛になった生糸が乱れないよう数ヶ所に糸を掛けて整えます。これが終われば出来上がりです。ご自分でつくった生糸はお持ち帰りいただきます。

 

その他、当館が関係しているのは、糸車で撚糸をするワークショップ(以下WS)や酵素精練WS、角真綿づくりWSがあります。繭をつくるところから触れて見たい方には5月と9月に養蚕WSもあります。ぜひ受講をご検討ください!!