もうすぐ卒業式のシーズンですね。

今日は、わたしが参加している地域の取組み、おこさまネットワークの活動で地元の磯部小学校にお邪魔しました。

 

毎年、この小学校の6年生が卒業するときに、※生絹の福袋(お守り)をプレゼントしています。交通安全と幸せを願ってのものです。というのも、この地域から中学校への通学道は車の往来が激しく、長距離なので自転車通学が大半のようです。

 

 

 

 

 

 

福袋の製造工程は、地域の方々にお蚕さんの飼育サポーターになっていただくところから始まります。10頭ずつお家で育ててもらい繭にします。それを10月のイベントの際に座繰器で生糸にします。その後、製織、裁断、縫製、最後に刺繍を施します。

 

贈呈するのも今回が6回目です。

今年も無事に贈ることができて良かったです。

 

※生絹の読み方は「き-ぎぬ」「せい-けん」です。意味は、生糸で織った布のことです。

「すずし」古くは「すすし」と読む場合もあります。この場合は「生絹の糸

(すずしのいと)」と「生絹の衣(すずしのきぬ)」の両方の略になります。