<車中泊について>
基本的に災害ボランティアの活動は
参加者の自己責任になります。
活動中のケガや事故は、すべて自己責任です。
活動中というのは、被災された方の
お宅で作業をするだけのことではなく
家を出た時点から、家に帰るまでの期間すべてが
活動中になります。
ですので、現地の情報を事前に
確認しておかなければなりません。
被災現地の被災地ボランティアセンターは
多くの場所で官公庁の近くにあります。
そこで問題なのは、車中泊ができる場所があるかどうかです。
近くにあったとしても、トイレがあるかどうか。
そして、朝・夜や行動食が買える
スーパーやコンビニがあるかどうか。
毎日汚れる身体を、綺麗にサッパリできる
入浴施設があるかどうか。
そして、活動期間が複数日なった場合。
問題なるのが作業着の汚れ、洗濯ができるコインランドリーが
あるかどうかです。
普段何気なく生活している行為が、一切自分のテリトリーから
外れて。一々、移動して行動に移さないといけませんから
注意をして参加しましょう。
それでも車中泊なら、海岸沿いや山の中。
好きな場所で夜空を見ながら、のんびり過ごせる
最高の時を過ごせるのも、車中泊ならではですね。
面倒な方は、ホテルや旅館が、良いかと思います。
漫喫で寝泊まりして、参加している方も居ましたね。
片道2~3時間かけて参加して、そのまま帰るという
猛者もいらっしゃいましたよ。
今回参加した災害ボランティア活動は
1.17や3.11みたいに、街全体が被災した訳ではなく
とある一地域の災害でした。
自分にあった、参加方法で助けに入るのが、良いかと思います。
⁂ ここで小話 ⁂
今回は、公共の駐車場で寝泊まりをして
災害ボランティア活動に参加していました。
この公共の駐車場に関しては
事前に社会福祉協議会に確認をして
「車中泊をして問題ない」という返事をいただいたので
意気揚々と車を止めることにしました。
では、公共の場所に止めると、何が起きるか、お知らせします。
そうです、警察官による職務質問です。
他の地域で、災害ボランティア活動で参加をしていた人からの
話ですが。
社会福祉協議会が入っている建物の駐車場。
夜中は、駐車場の閉鎖はせず、そのままフリーになっている
駐車場内で、車中泊をしていたそうです。
夜中の午前1時。車内を照らすライトの光。
警察官による、職務質問の開始だったそうです。
本人は起きていたそうで、照らすライトに、
少し不安を覚えたそうですが。
警察だと解かって、ドアをあけて対応したそうです。
困りますよね。
午前1時に職質なんて。
もう、「寝ています」って。
ちなみに
超健康的な時間を過ごしましたよ。
午後9時には寝て、朝6時に目覚ましで起きる。
自分の家では、そんなことしたことないですよ。
まぁー、やることがないと寝るしかない。
そんな状態だったので、夜中に警察官が来ても
はたして、起きたかどうか。
道の駅で、職質されたという話は聞きませんし
特に体験したこともありません。
やっぱり、道の駅の方が、何かと安全なのでしょうか???
今回車中泊をした期間、職質には、遭いませんでした。
って、知らないだけかもしれませんが。。。