優待の「つなぎ売り」で儲けるには? | イラストで良く分かる「株式投資」♪

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優待を取るために「つなぎ売り」をやる方がいます。

「つなぎ売り」とは、「現物買い」と「信用売り」を権利確定日に両方やり配当権利落ち日で決済します。

≪経費≫
売買高 現物買い+信用売り+貸株料
20万円 199円+206円+43円=448円
50万円 463円+258円+85円=790円
100万円          =1509円
200万円          =2628円
300万円 1686+1379+642 =3707円 
         

信用取引は、逆日歩が出る「制度信用」ではなく「一般信用」でやります。
SBI証券では、一般信用の銘柄は限られていますのであまり選べません!
気を付けないといけないのは優待品は2000円以上でないと経費が発生しますから1000円位ではあまり儲かりません!

例えば 3月決算では
日本製紙・日東工器・全国保証・エクセディ・TSテック・松田産業・JSP・リコーリース・伊藤忠食品・アイコム・極洋などで250万円やると26000円の優待を3707円でもらえることになります。

6月ならゲンキー・チムニー  6000円相当が1509円でもらえます。
9月ならOUGH 3000円分のギフトが448円でもらえます。

注意点は、「信用売り」が権利確定日前にできるかどうかですね!
人気があって皆さんが同じことをすれば信用売りができませんからね・・・・・
できたなら現物買いはすぐできて 翌日「現渡し」をすれば完了です。




クロス取引(優待タダ取り)の注意点

●一般信用取引で売建を行う
信用取引売りを行うときに「制度信用取引」と「一般信用取引」という2つの文字が飛び込んできます。
この時に必ず「一般信用取引」を選択するようにしてください。

※制度信用取引を選択すると「逆日歩」というコストが発生するので、場合によっては優待以上のコストが発生してしまう事があります。一般信用は逆日歩が無いので優待取りではコチラを使用。

●一般信用の「売り」には在庫が限られています
一般信用は人気銘柄ほど在庫が少ない傾向があります。権利付最終日が近くなると在庫が無くなる事があるので、その1ヶ月前ぐらいから在庫状況を確認しておいた方が良いと思います。

●一般信用の売りが可能な会社は一部だけ
一般信用の売りが可能な証券会社は一部に限られています(ほとんどの会社がNG)。また、一般信用の取扱い銘柄も各社でマチマチというのが現状です。今回のクロス取引(優待タダ取り)という手法は、一部の証券会社でしかできません。

●優待タダ取りと言っても手数料は発生します
「現物買いの手数料」「信用売り建ての手数料」「一般信用売建(長期)貸株料」が発生します。いずれも小さな金額ですので神経質になる必要はありませんが、完全にタダで優待が得られるわけではありません。






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