5年の社会人経験を経て、退職してローに入学。
新司法試験に三振し、
就職活動している30代の法務博士のブログです。
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新司がダメで、就活始めてから何十社も応募し続け、
初めての面接を頂いた、○○株式会社の二次面接。
雨のしとしと降る中、本社ビルにたどり着きました。
本日も人事のおじさまが迎えに出てくれました。
こちらとしては、絶対に落とせない面接です。
「よろしくお願いします」とド緊張して挨拶したところ、
「あ、固い、固いですね。
『三振法務博士』さんの、
普段の雰囲気で臨んでいただければと思いますので、
リラックスしてね。」
人事のおじさま、意外といい人・・・♪
待合室は、面接室のすぐ横で、しきりも無いため、
面接室の出入りが見える。
待合室で待っていたら、
面接室からメガネ君が出てくるのが見えた。
あれは先日、SPIを受けるときに一緒だったメガネ君だ・・・。
それはそうだ。
先日のSPIでは、オレ以外の2人は、
いずれも既に一次面接を通った、と言っていた。
よく考えたら彼も当然一次面接は通っていたのだ。
だとすると、同じく一緒にSPIを受けたオバサンも二次面接を受けていたのだろう。
2人とも企業法務の経験者らしい。そんな彼らの後の順番で、大丈夫だろうか・・・。
とりあえず、行くしかない。
人事担当のおじさまに促され、面接室へ。
一通り、自己紹介、職歴紹介を済ませる。
面接官「得意な法律はありますか?」
私「・・・得意という程ではないですが、破産法は力を入れていました」
面接官「(苦笑)まあ、破産法は、取引先が破産するとかすれば使うのかな・・・。
では独占禁止法はどうですか?うちはメーカーですから、そのあたりはよく使いますが」
私「・・・試験でいうと、経済法ですね・・・選択制でしたので、経済法はちょっと・・・汗」
面接官「・・・そうですか・・・」
なんか微妙?大丈夫だろうか。
面接官「司法試験はもうあきらめたの?予備試験てのがあるじゃない。」
私「予備試験は、それに受かっても新司法試験を受けられるというだけで、
司法試験に受かるのとは違います。
また、合格者数などの詳細が一切わからず、
それに人生を賭けるという種類の試験ではありませんので、
受ける気はないです」
・・・って、今のって、
ほとんど予備試験に対する愚痴じゃね?
やべ~俺~~
しかも、よく考えたら、一次面接でも同じ事聞かれたな・・・
予備試験なんて期待する奴いねーって。
旧司組ならともかく、新司で三振して予備試験に期待するって、
・・・ないだろ。
面接官「当社のHPは見ましたか?」
私「は、はい」
面接官「どういったページが印象に残りましたか?」
私「は、はい、○○商品のページで性質として○○という製品が挙げられていた点、
あとは株主向けディスクロージャーで売り上げ○○億円、
収益○○億円と、利益率が○○と推移している点、
あとは前年度○○の製品で他社比較が○○、
御社の製品開発力が印象に残りました」
面接官「・・・そうですか・・・わかりました。
では本日は以上です。ありがとうございました。」
え~~~もう終わり~~~?!15分、いや12分ほどしか経ってない・・・!!
続く。