七間飛吊橋のある近い国道をさらに白川郷方面へ向かいましたが、すぐに御母衣ダム(みぼろ湖)になります。ダムの南端に架かる岩瀬橋を渡る少し手前に右方向へ入る小さな道路があり、まずそちらへ向かいました。ダム沿いの国道は右岸を走っているのですが、その反対側はどんなものか見たかったものです。その後、国道を少しだけ北上してみました。

 

 道は狭いが舗装されていて走りにくくはない。樹間からダムが見える。

 

 道路は木々に遮られて眺望はよくない。わずかに開けた所から見ることに。

 

 川がダムに流れ込む付近の景色。ここは落部川が流れ込む辺り。

 

  道脇は草木の花がありゆっくり観察できた。トリアシショウマが多かった。

 

   久しぶりの出会いは嬉しいもの。

 

   ノリウツギは花盛り。

 

   日陰に咲いているのできれいに見える。

 

   日向にはリョウブの花。山地に多いがまだ蕾状態。

 

   道沿いにはやはりアキアカネだ多い。どこからやってきたのだろう。

 

 道はまだ先まで続いていたが1kmくらいのところで引き返し国道へ。まず岩瀬橋

 を渡る。これは渡ったところから振り返ってみた様子。ダムの最上部になる。

 

 岩瀬橋から見た上流方向。この上手に七間飛吊橋がある。

 

 少し進んで御母衣ダムの北側の風景を見る。何年ぶりに見ることになるのだろう。

 

 同じ場所からもう少しワイドに見ると左上に山が見えた。

 

三方崩山(さんぽうくずれやま)2059mである。若い頃単独で登ったことがあるが、八合目付近で全身に脱力感があって引き返した。今思えば熱中症だったと思う。今はもう登ることはできない。若いということは何事にも代え難いことである。

 

さらに進めば白川郷に行くが、その予定は最初からなくここで帰路につきました。郡上市の山里から高山市の山里へと周った真夏の遠征は、1000m前後の地で、涼しく初めての道、初めての風景を見ることができ、実に楽しいものでした。