梅雨にふさわしい花と言えば、なんといってもアジサイが思い浮かびます。晴れた日には太陽の強い光で花びらがしおれたり枯れたりしてしまうことがありますが、雨が降ると花も葉も生き生きとした姿を見せます。

 この季節に山地でよく見られるもう一つの花を、アジサイと共に紹介します。

 

 小さな集落の山道にアジサイが咲いていた。丸い形のホンアジサイ系。

 

   管理が行き届いてなくほかの草木に埋もれてしまうような感じだった。

 

 ガクアジサイ系のものもあった。

 

   シンプルな美しさを感じさせる。

 

   木陰に咲いているので長く花が楽しめる。

 

 比較的日当たりのよい山地などで今アカメガシワの花が満開状態。

 

   花は白っぽく目立つ花ではないが

 

   10m以上ある木を覆いつくすように咲いている姿は見事である。

 

   アカメガシワは雌雄異株でこれは雄花。

 

  花粉が多くハチ(これはタイワンタケクマバチ)などの昆虫が多く訪花する。

 

 こちらは雌花。雄花とかなり印象が違う。雄花との受粉により果実ができる。

 

 ネムの花が咲いていたが雨後で見栄えがいまいち。

 

 ネムとアカメガシワ(雄花)との共演。この時季だけに見られるコラボ。

 

 平成6年も半ばを過ぎ、元旦に能登地方を襲った地震から既に半年が経ちました。

 被災地の復興は依然として遠い道のりであり、現在も避難生活を余儀なくされて

 いる多くの人々を忘れてはならないと思います。