森の池(赤池)は林に囲まれた周囲約100mの池と、その下にあ周囲約50mの小さな池があります。どちらの池でもトンボを見ることができますが、産卵に適しているのか、下の池のが種類が多いようです。しかし、この時期には多くの種類を確認することはできず、秋になるとより多く見られるようです。
両方の池で観察したトンボや他の生きものを紹介します。
ショウジョウトンボ雄。
正面から見ると顔まで赤い。
シオカラトンボ雄。水辺に限らずどこにでもいる。
オオシオカラトンボ雄。名前のとおりシオカラトンボより少し大きい。
池から流れ出る水路のような付近にいたトンボ。シオカラトンボより大きい。
ヤマサナエの雄だった。あまり見ないトンボ。
青葉が映る水面に浮かぶアメンボ。ここはほとんどオオアメンボである。
雄がアタックしようとしたが、この後振られた。
大きな池の岸辺にいたエビ。この場所では初めて見る。体長約5cm。
前脚にハサミがあるのでテナガエビの仲間と思われるが種類不明。
これはその幼体と思われる小さなエビもいた。
飛び立って枯葉にとまった蛾。まったくの保護色でそれとわからないほど。
池の周辺の藪にいたヒカゲチョウ。今季初見。
池にエビがいたのにはいささかビックリ。この池にはトンボとアメンボしか生
きものは生息していないと思っていました。魚類の姿はまったく確認でません
ので意外でした。見渡せばかなりの数が確認できました。淡水に生息するエビ
もいろいろ種類があるようで、同定する知識のない種類のが残念です。