林道を上るにつれて、広葉樹が増え視界が開けてきます。道端では草木の花などが目立つようになり、写真を撮りながら時折停車して峠を目指しました。

  やがて大洞峠に到着すると、標識はなく眺望も開けていませんでしたが、大岩の上に祀られた石地蔵がそこが峠であることを教えてくれます。明るく開放的なその場所は、峠の雰囲気を感じさせてくれました。

 

   オオカメノキ(ムシカリ)の花。

 

   真っ白な飛蝶の姿。

 

   草の葉陰にコジャノメ。

 

   アザミの葉で休む蛾の一種。フタシロスジナミシャク。

 

 峠らしいところへ近づいた。

 

 大岩の上に地蔵が鎮座。やはりここが峠らしい。

 

   道中の安全を見守っていてくれるか。かつては交通量も多かったかも。

 

  峠へ着く前からこの植物がが多くあった。ウバユリらしい。花が見たいもの。

 

  この変わった葉の群生も。ミヤマタニソバか。これも花が見たい。

 

   峠を散策中に見つけたギンリョウソウ。7年ほど前に見て以来で感激。

 

  半透明のような白い姿は実に不思議な植物である。

 

    地面から出て間もない感じのものもあった。

 

 わずかに眺望できた方向に咲いていたタニウツギと針葉樹林。

 

 この峠でのんびりランチしました。明宝側から上ってきたバイクが1台、手を

 振って白鳥側へ下っていきました。